アウトランダー カーオーディオの音質アップ | サウンドピュアディオ井川のブログ

アウトランダー カーオーディオの音質アップ

今日ご紹介する1台は昨日の宇部店の完成車から、三菱のアウトランダーです。

 

 

 

 

 

これまでお使いだったシステムにアルパインのディスプレイオーディオを追加して、

ピュアコンを最新バージョンに交換してセッティングを行いました。

 

 

 

下段にはナカミチのCD-700KKが付いていて、ディスプレイオーディオをデジタル接続して、

700KKの高性能ⅮAコンバーターを通して高音質で聴ける様にしてあります。

 

 

 

この年式のアウトランダーはドアの形状が複雑で、アウター・スラントのバッフルを製作するのに苦労します。

 

 

 

 

 

それにプラスして通常の黒で薄いレザーか植毛塗装ではなくて、

ベージュのレザーを希望されていて、かなり苦労して立体的に造作して作っています。

 

 

 

スピーカーは13センチサイズのZSP-MIⅮです。

 

 

 

ツイーターはB&Wの限定の大型の物をワイドスタンドを製作して取り付けていて、

こちらは植毛塗装で仕上げています。

 

 

 

 

ラゲッジルームは造作してあって、

床下にナカミチのパワーアンプとピュアディオチューンのデジタルプロセッサーと、

8ピース構成のピュアコンが取り付けられていて、前のスピーカーまで4本ケーブルが引いて行っています。

 

 

 

サブウーファーは左横に埋め込んであって、車両のスイッチがあって高さが限られているのを、

アンプボードにめり込んだ形で25センチサイズを取り付けています。

 

 

 

リアのアンプの近くにピュアコンを取り付けて4本のケーブルで送ると、

ミッドスピーカーが激しく動いて逆起電力が起こった時に、

ツイーターとミッドがラゲッジルームで電気的に繋がるので、ほぼ影響を受けないという事で、

ケーブル代が余分にかかりますが、この方式を好まれる方はあります。

 

 

 

ディスプレイオーディオの取付が終わってピュアコンをニューバージョンに替えたら、

ディスプレイオーディオとCD-700KKを鳴らして音調整を行います。

 

 

 

ディスプレイオーディオのイコライザーは全てフラットにして・・

 

 

 

ラゲッジに取り付けられているピュアディオチューンのデジタルプロセッサーにタブレットを繋いで、

イコライザーとチャンネルディバイダーの調整と、スピーカーのレベル調整を行います。

 

 

 

 

ピュアコンのブラックボックスは音を聴きながら値を変えて行って、ツイーターの周波数幅だけでなく、

中のコンデンサとコイルの比率を変えて、同じ周波数幅でもインピーダンスの高い低いを調整して、

切れの良い方向か、音に深みがある方向かを何度もボックスを替えながら調整して行きます。

 

 

 

 

 

それだけでなくZSP-MIⅮの上限周波数は、黒いコイルの巻き数で調整して、

青で囲った中から最も合うというか、生音・生声に近くなる物を何度も交換して聴いて、

1セットだけ選んで最終的に取り付けます。

 

 

 

他のスピーカーは1マイクロヘンリーごとにストックしていますが、

ZSP-MIⅮだけは0・5マイクロヘンリー刻みでストックしていて、

1マイクロにすればストックは半分になりますが、

より正確な音色Bに合わせるために途中でストックを倍の数に増やしました。

 

 

 

アウトランダーのお客様は前のお車から20年以上お付き合い頂いていて、

同じスピーカーを鳴らしていながらも、様々な音を良くするためのノウハウを蓄積して来て、

20年以上経った今が一番音が良いと喜んで頂いています。