R34スカイライン カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業から、日産のR34型スカイラインです。
一時期R31型のセダンが覆面パトカーに使われている事があって、
31型が後ろに付くとドキッとしていました。
既にシステムが取り付けられているお車にデッキの交換を行って、音調整を行いました。
お客様は1DINのスペースで一枚がけにこだわられていて、
これまではカロッツェリアのDEH-P940をお使いでした。
ただもっとグレードが高くてカロッツェリアの製品がいいという事で、
それでいてピュアディオ的なサウンドをという事でDEH-P01の銅メッキシャーシーの銅を剥がして、
塗装をし直してから取付を行いました。
一般的に銅メッキシャーシーは外部からの電磁波を遮断するから音が良いと言われていますが、
実は中から出ている電磁波を閉じ込めてしまい、プラスとマイナスではマイナス面の方が多く、
レコーディングスタジオや放送局では絶対に使わない手法で、
銅メッキレスにする事で見た目はP01でも音はギラギラした感じではなくて滑らかという物を1品で作りました。
システムはフル防振のドアにピュアディオブランドのZSP-MIDをアウターバッフルを製作して取り付けて、
グリルは個性を出すためにJBLのP560Cの物を使っています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作してJU60を取り付けて、
ピュアディオ推奨ハイエンド2WAYになっています。
トランクの左下にはアンプ2台とチャンネルディバイダーが取り付けてあって、
元々はオーディオソンで前後が鳴っていたところから、オーディオソンはウーファーのみを鳴らして、
フロントはピュアディオチューンの2CHアンプを後から取り付けて鳴らしています。
トランク内には20センチサイズのエンクロージャーが付けられていて・・
セダン車のアームレストから車内に音を送る様になっていて、
黄色いコーンのZSPの限定の20センチウーファーが取り付けられています。
グローブボックス下にはブラックボックス4連で8ピース構成のピュアコンが付けられていて、
デッキを交換して音の傾向が変わったので、ブラックボックス1組とコイル1組を交換して音を整えました。
スピーカーケーブルはピュアディオブランドの高級タイプの、SKYⅢに交換されています。
最後にデッキに内蔵されている31バンドイコライザーと、
トランクに積んであるピュアディオチューンのチャンネルディバイダーのV2モデルの調整を行って、
限界まで生音・生声に近づけたら作業は完了します。
長い期間かけてちょこちょことシステムアップやシステム変更を行って、
どんどん本来の音楽の形に近くなっていますが、
お客様のお持ちのCDの中に自分が実際にお会いして生の声を知っている方の物があると、
この人の生の声により近く合わせているという責任と、
合っているからこその音造りで満足して頂きたいという気持ちを持って音調整を行っていました。