スイフトスポーツ スピーカーの音質アップ(今年3台目) | サウンドピュアディオ井川のブログ

スイフトスポーツ スピーカーの音質アップ(今年3台目)

今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、スズキのスイフトスポーツです。

 

 

 

今年になってから福岡店はスイフトスポーツが続いていて、これで3台目です。

 

このまま4台目のスイフトスポーツかと思っていたら、横には次の作業のハイエースが入っています。

 

 

 

ただ次のスイフトスポーツにオーディオレス車が無いだろうからと、

モデルチェンジ前のスイフトスポーツを注文されている方もおられて納車待ちの状態なので、

先でまだスイフトスポーツは入庫してきます。

 

 

 

 

作業の方はスズキ純正の大画面ナビオーディオにケンウッドのトレードインスピーカーが付いている状態で

入庫となって・・

 

 

 

 

 

トレードインスピーカーを取り外して、純正の16センチに戻してからベーシックパッケージの取付を行い、

ドアにベーシック防振の施工を加えてWパッケージ化しました。

 

 

 

 

 

内張りと防水シートとトレードインのミッドを取り外して、外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせます。

 

 

 

 

 

 

ドアの作業の後にナビを一度取り外して、

裏からピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプで取り出して、

グローボックス下まで送ります。

 

 

 

 

 

グローブボックス下には比重の高いMDF板をしいて、

その上にオプションのSSFを加えた6ピース構成のピュアコンを取り付けます。

 

 

 

ピュアコンから純正の16センチスピーカーへ行く配線には茶色のフルレンジタイプのPSTケーブルで繫いで、

ダッシュのツイーター用には赤味がかったツイーター音域専用のPSTケーブルを引いて行きます。

 

 

 

ダッシュに付けるツイーターはアップグレードのATX-30で、

25に比べてツイーターの音域が広いのが特徴で、その分純正側で鳴らす音域が狭くなり、

さらなる音質アップが図れます。

 

 

 

 

 

今年最初に入った車が同じシステムですが、

ナビオーディオがカロッツェリアだったために音の傾向が違って、

同じピュアコンの値を付けたら音の押し出しが少なく聴こえたので、

ブラックボックスを2回交換して、ツイーターの周波数レンジをやや広げて、

ツイーターレベルも上げて、インピーダンスはやや低めに設定して、

音の押し出しと音色を前の車と同じ様に設定しました。

 

 

 

 

ピュアコンで音を追い込んだら後はイコライザーで更に細かくレベル調整を行って、

中身がパナソニックのストラーダだったので、
13バンドのイコライザーを駆使して生音・生声に最も近くなる様に合わせてから調整を終了しました。

 

 

 

 

 

同じ車種で同じスピーカー構成でも、

ナビオーディオの音のクセによってピュアコンの値を細かく合わせて、

なるべくイコライザーは大きく動かさない様にして、滑らかで自然な音になる様に心がけています。

 

昨年末からトレードインスピーカーを取り外して、

一度純正に戻してからベーシックパッケージという作業が増えていますが、

トレードインスピーカーは音がギラギラして妙に明るく、

本来の音楽の音とは全く違う造作された音という事で、外されている方が増えているのが現状です。