新型シエンタ カーオーディオの音質アップ その2 | サウンドピュアディオ井川のブログ

新型シエンタ カーオーディオの音質アップ その2

今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、当社のデモカーのトヨタの新型シエンタです。

 

 

 

一度福岡店に移動して作業を行っていましたが、

ある程度作業が終盤にかかったので宇部店に戻して続きの作業を行います。

 

 

ラゲッジに25センチのウーファーボックスを取り付けて・・

 

 

 

 

アンダーボックス内にパワーアンプを取り付けています。

 

 

 

 

デッキは2DINの下段にナカミチのCD-700KKで、

上段にはカロッツェリアのポップアップタイプのサイバーナビを取り付けています。

 

 

 

 

 

ここまで組み立てて気が付いたのが、

まだベーシックパッケージのデーター取りを指定なかったという事で、

サイバーナビの内蔵アンプの出力を使って、

ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けてテストを行いました。

 

 

 

 

元々ダッシュのスピーカーは中高音を鳴らすスコーカーだったので、ここからの高音をカットして、

中音域のみにしてから後付けツイーターの高音を乗せます。

 

 

 

 

 

ドアの16センチスピーカーはフルレンジタイプですが、スコーカーと同じ音域がかなり重なっていて、

中音域は濃いもののスピーカーが一生懸命に動いている割には体感音圧を感じず、

16センチスピーカーの高い部分の周波数もピュアコンでカットして、

更にインピーダンスをやや上昇させる事によって低音の量は倍以上に感じるまで上がりました。

 

 

 

 

グローブボックス下に取り付けたピュアコンは4ピース構成のシンプルな物ですが、

これで合計6個のスピーカーの音をコントロールしていて、

これまでの経験から最初に予測値を出して入れていたのですが・・

 

 

 

 

ブラックボックスは1回交換で、ドアスピーカーの上限周波数を決めるコイルは9回交換して、

最も生音・生声に近いパターンに辿り着く事が出来ました。

 

 

 

 

 

サイバーナビのイコライザーはあれこれ動かしましたが、フラットが一番良く聴こえて、

新型シエンタのベーシックパッケージの完成度の高さを表しています。

 

 

 

よく純正のドアスピーカーはフレームが軽くて良い音が出ないという書き込みがありますが、

それは本当でしょうか?

 

自分は逆に国産のトレードインスピーカーの見た目は良いけれど変に音が絞り込んであって、

目立つ音域と目立たせない音域を意図的に作っている音を聴くにはなれませんし、

かといって純正スピーカーのフィルター部分のコストをケチって同じ音域が重なり過ぎて

薄い音も納得が行きません。

 

1990年代はピュアコンはトレードインスピーカーに付いて来る
貧弱なネットワーク回路を交換して音を良くする物から、

2000年を越えてトレードインスピーカーの変な絞り込みと強弱の付け方になってからは、

純正スピーカーの音を良くする物に代わって来て、

あらかじめデーター取りを行って確実な結果を得られる様にしてあるので、

ベーシックパッケージは今の時代にあった商品だと感じています。