ボルボV40 スピーカーの音質アップ | サウンドピュアディオ井川のブログ

ボルボV40 スピーカーの音質アップ

今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業からボルボのV40です。

 

 

 

 

ボルボ専用の異形パネルのナビオーディオが装着されている状態で入庫となって、

ベーシックパッケージの取付とベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。

 

 

 

 

ドアには16センチサイズのスピーカーにドア上部にツイーターが付いている2WAY構成で、

ツイーターは距離が近いのに質感が悪く、ここは鳴らさない様にしてダッシュに別なツイーターを取り付けます。

 

 

 

 

ドアの内張を外して防振作業にかかると、16センチと思っていたスピーカーは意外と大きく、

17センチか18センチぐらいはありました。

 

 

 

 

スピーカーを一度取り外して、外板裏に防振材を貼って行くのと同時に、

樹脂のパネルの響きやすい部分に防振メタルを貼って行きます。

 

 

 

 

 

内張りの裏に付いている純正ツイーターはインピーダンスが5Ωで、ここは配線を抜いて鳴らなくします。

 

 

ツイーターの音域をコントロールしているのは黒い小さな筒1個で、

この部分をピュアコンのブラックボックスで制御する様になるので、音の透明感は上がります。

 

 

 

 

 

座席下の車両アンプから音信号を取り出して、

ピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプの物でグローブボックス下まで送って行き・・

 

 

 

 

比重の高いMDF板を敷いて、その上に4ピース構成のピュアコンを取り付けて、

そこから純正のドアスピーカーにフルレンジタイプのPSTケーブルで送り、

後付けのツイーターには赤みが強い高音域用のPSTケーブルで送って行きます。

 

 

 

 

ダッシュの上にスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けた

ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けたら、ベーシックのWパッケージは完成です。

 

 

 

 

 

そこからは純正ナビのバストレブルとピュアコンの値合わせを行って、音を整えたら納車の準備に入ります。

 

 


元が5Ωのシステムなので、4Ωで設計されているATX-25とはピュアコンでインピーダンスを合わせて、

極めて生音・生声に近いシステムに仕上がりました。

 

 

 

コンサート会場に何度も足を運ばれて生演奏を楽しまれるお客様に合わせて、

スタジオ仕様よりは若干勢いを付けて、PAに寄せたセッティングで仕上げさせて頂きました。