220系クラウン スピーカーの音質アップ | サウンドピュアディオ井川のブログ

220系クラウン スピーカーの音質アップ

今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、トヨタの220系クラウンRSハイブリットです。

 

 

 

 

 

ツインディスプレイの純正ナビオーディオに、ベーシックパッケージの取付と、

前後のドアのベーシック防振の施工のトリプルパッケージの作業を行いました。

 

 

 

 


まずはフロントドアの内張を外して、一部工場装着の防振材が貼ってある外板裏に、

防振マットと防振メタルを貼り合わせて、ドア全体の響きをスムーズに抑えます。

 

 


他店の防振に比べたらこれだけでいいの?というぐらい量が少ないのですが、

逆に貼り過ぎると音が詰まって聴こえるので、響きの中心と響きの周波数を調べて、

心地良い音で鳴る様に材質と貼り位置を研究して今の貼り方になっています。

 

 


リアのドアは何も防振材が貼ってない状態から、

フロントと同じ枚数の方ドア8枚の防振材を貼り合わせて響きを抑えています。

 


リアドアは意外とリスナーの耳から近いので、ロードノイズの軽減にはかなり効果があります。

 

 


元々ドアが低音でダッシュのスコーカーが中高音で、

センタースピーカーで中音をプラスするフロント5スピーカーのシステムを、

ピュアディオブランドのATX-30Jのアップグレードツイーターを取り付けて、

フロント3WAY+センタースピーカーのシステムへと変更しました。

 

 

 


ベーシックパッケージは見た目がツイーターをプラスしただけの変化ですが、

実は220系クラウンではトランクルームの内張を全て外して、右サイドの車両アンプに手を入れています。

 

 

 

 

 


グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、

ブラックボックス4連の6ピース構成のピュアコンを取り付けて、

フロントの7スピーカーをコントロールして音の調整を行いました。

 

 

 


これまで220系のクラウンは何度も取付を行っていますが、年式によって微妙に車輛アンプのクセが違ったり、

今回はブラックボックス4連なので、これまでの値をベースに微妙に値を変えて音を追い込んで行きました。

 

 

 


調整を始めた時はトーンコントロールを大きく動かしていたのが、

最後は3トーンのうちの1か所を1クリック動かしただけで音がピーク値に達して、

13時の納車予定の少し手前で音をまとめる事が出来ました。

 

 

 


クラウンのお客様は四国の愛媛県からお越し頂いていて、作業中は代車で観光をしておられて、

完成した後に四国へ向けて帰られました。

 

 


「遠くから足を運んでも、来た甲斐があった!」と音の仕上がりには大変満足して頂けました。

 

 


これまでクラウン2台とレクサスを1台買って、時間と費用をかけてトヨタ系のプレミアムサウンドを研究して来て、

その努力がお客様の満足に繋がっていると自負しています。

 

 


遠くから来店して頂き、ありがとうございました。