オーラNISMO スピーカーの音質アップ | サウンドピュアディオ井川のブログ

オーラNISMO スピーカーの音質アップ

今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業の続きで、日産のオーラNISMOです。

 

 

 


ドア内のベーシック防振と内張りのセメントコーティングの作業が終わり・・

 

 

 

 

ダッシュ上にシンプルスタンドを使ってピュアディオブランドのアップグレードの

ATXー30ツイーターを取り付けました。

 

 

 


現行のノート・オーラ系はメーカーが意図的にグリルの目を大きくしていて、

デュアルコーンのセンターからの音が上に上がる様に設計してあり、

これが中音域の上の方がしつこく聴こえる原因となっています。

 

 

 

 


更に初期の車では内蔵アンプの音もキャンキャン鳴っていて、

ピュアコンがブラックボックス4連でないとコントロール出来なかったのですが、

今はかなり大人しくなっているので、ブラックボックス2個でも聴けるのではないかと専務が言うので、

その状態で試してみたら、スロープ角が変わって音のイメージが上手く掴めないので、

4連ボックスにして音の調整を行いました。

 

 

 

 


入庫時にはバス・エンハンサーが入っていたのをオフにして、トーンコントロールは全てセンターの状態で、

ピュアコンの値合わせだけで生音・生声になる様に調整しました。

 

 

 


日曜日の昼に納車しますと言いながら、ディスプレイオーディオの時計は12時2分を指していて、

前日の土曜日の夜にDEENのボーカルの池森さんにお会いして生声を聞いたばかりで、

そこをイメージして調整はもう反則レベルの普通はあり得ない調整でした。

 

 

 


ライブの帰りにお客様と社員を乗せて、

「プラスティック・ラブの声が池森さんの喋り声のトーンに最も近いんですよ。」と言いながら

アルバム『ポップ・イン・シティ』を聴きながら前日は帰っていました。

 

 

 


12時30分ぐらいだったか予定よりも少し遅れてオーラNISMOは完成して、お客様に試聴して頂いて、

「物凄く音が良くなりました!」と喜ばれて、大阪に向けて帰られました。

 


ピュアディオが他のカーオーディオ専門店と明らかに違うのは、

防振の発想が量を出すのではなくて質を重視していて、

多ではインピーダンスを全くコントロールしていないのをインピーダンスの整合性を上げる事を重視していて、

音調整の基準が生音や生声を知った上で目指している所で、

「遠くから来て良かったです!」と唯一無二のサウンドに満足して頂けました。