プリウスPHV JBLサウンド車の音質アップ | サウンドピュアディオ井川のブログ

プリウスPHV JBLサウンド車の音質アップ

今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の完成車から、トヨタのプリウスPHVです。

 

 


縦長のディスプレイオーディオ付きのお車に、フロントスピーカーの交換を行いました。

 

 


ダッシュのスコーカーのグリルにJBLのマークが付いているプレミアムサウンド車で、

車両アンプから帯域制限がかかった、インピーダンスが特殊な信号が送られてきているので、

かなり困難を極める車種です。

 

 


まずダッシュにはスコーカーサイズでセンターにツイーターが付いているコアキシャルタイプの

スピーカーが付いていて・・

 

 


ここをJBLのGX302のコアキシャルスピーカーに交換します。

 

 


ただしセンターのツイーターは配線をカットして鳴らない様にして、スコーカーのみとして使用して、

更に純正とインピーダンスが違うためにインピーダンス補正回路を入れています。

 

 

そしてドアスピーカーは16センチで低音のみを再生していて、こちらは一番よく使う周波数で9Ω以上の

インピーダンスを示していたので・・

 

 

 


インピーダンス補正回路を入れてJBLのスタジアムGTO600Cのミッドバスを取り付けました。

 

 


ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けて、

JBLのプレミアムサウンド車をJBLのユニットをフル交換で、本来のJBLのスタジオモニター的な音色に

仕上げました。

 

 

 


ドアの中はエアバックの圧力センサーがあるために、外板裏のベーシック防振と

内張り裏のセメントコーティングを行い、サービスホールを塞いでいるインナーパネルは

そのままにしています。

 

 


グローブボックス下にはブラックボックス4連のピュアコンを取り付けて、インピーダンス補正が入っていると

いいながらも通常の4Ω動作の時のピュアコンとは違う値のピュアコンを選択して、音を聴きながら

あれこれとユニットの値を変えて、音色を生音・生声に近くなる様に合わせました。

 

 

 


最後にディスプレイオーディオの3トーンを調整しますが、低音がやや強く聴こえたので少し下げて、

全体のバランスを取りました。

 

 


プレミアムサウンドと言いながらもトヨタのJBLサウンド車の音には不満を持たれている方が多く、

今回はハイエンドツイーターのJU60を使った、本当にプレミアムなサウンドのお車に仕上がりました。