今日はレイ・パーカーJrの誕生日 | サウンドピュアディオ井川のブログ

今日はレイ・パーカーJrの誕生日

今日は映画『ゴーストバスターズ』のテーマ曲でヒットを飛ばしたレイ・パーカーJrさんの誕生日です。

 


今日のラジオで聞いて初めて知ったのですが、ゴーストバスターズのテーマは

映画のプロデューサーがヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの『アイ・ウォント・ア・ニュー・ドラッグ』みたいな曲を

作って欲しいと言われて、その様なテイストでゴーストバスターのテーマを作ったら、ヒューイ・ルイスから

訴えられて、その後三者での和解が成立して、今度はヒューイ・ルイス側が和解内容に関する

機密保持契約に違反してドキュメンターリーの中でその事を話したとレイパーカーJr側から

訴えられたという話があります。


元は映画プロデューサーがヒューイ・ルイスに楽曲依頼をして、それで断られたから

レイ・パーカJrに頼んだそうで、レイ・パーカーJrとしては最大のヒットながら、

ちょっといわく付の嫌な思い出なんでしょうね。



そんなレイ・パーカJrが生まれた5月1日は、イガワJrこと井川家の長男の誕生日で、

もう32歳になりました。


当時は大手自動車メーカーがカーオーディオの調査をしたところ、カーオーディオ専門店のオーナーは

ベンツのEクラスかBMWの5シリーズに乗っている人が多く、「自分たちが作った車を使って

こんな贅沢な暮らしが出来るとはけしからん!」という話になって、「カーオーディオ専門店は10年以内に潰す!」

という『カーオーディオ元年』と言われた年でした。


自分は当時大規模なマルチシステムを販売するのではなくて、フロント2WAYの

内蔵アンプのシステムをしっかり鳴らすという考えで、地道な仕事をしていたにも関わらず、

そのとばっちりを受けました。


長男が成人する年までこの仕事が出来ているのだろうか?という不安の中、長男は成人した時点で

まだカーオーディオの仕事は続けていて、でも32年前にベンツのEクラスやBMWの5シリーズに乗っていた

ショップのオーナーは今は何をしているか分からず、本当にカーオーディオの仕事は流行り廃りがあるから

怖いなと思いながら、32年前の「フロント2WAYがきっちり鳴っていないと・・」というスタイルは

そのまま変わっていなくて、システムアップを徐々に繰り返されて大きなシステムになった方も

沢山おられますが、カーオーディオ業界の中で純正のドアスピーカーをそのまま活かして

という独自の考えは、まだ長男が生まれた時はありませんでした。

 


今のベーシックパッケージの基本になる『純正のドアスピーカーを活かす』という考えは、

ある日お医者さんが来店されて、いつもの様に「純正スピーカーは音が悪いので取り外して、

こちらの2WAYのスピーカーに換えて・・」と商談していたら、「どこがどういう風に悪いのか測定されましたか?」

と聞かれて。更に「本当に実験して使い物にならないか実証されましたか?」と聞かれて、

「実際には何も試していません。」としか答えられませんでした。
 

更に「自分は患者さんから完璧な説明を求められますが、あなたの説明は根拠を示さずに、

メーカーがいいと言ったか、誰が言ったか分かりませんが、根拠がありません。」と言われました。

その時にきちんとした受け答えが出来なくて悔しくて、後に純正スピーカーを使って実験して、

こもっている高音をコイルを通して伸びない様にしたら、同時にインピーダンスがやや上昇して

低音に重みが出て、熱収縮チューブで包んだツイーターのローカット用のコンデンサは熱で

音が荒くなる事が分かって、そのお医者さんに指摘して頂かなかったら今のベーシックパッケージは

無かったかもしれなくて、物事の本質を教えて下さった貴重なご指摘だったと思います。

長男が生まれた1988年の5月1日はベーシックパッケージやピュアコンの原型も全く無くて、

不思議な人とのご縁で誰も見落としていた盲点を知る事が出来て、今の生活の糧になっただけでなく、

多くのアーティストさんからサウンドピュアディオの音は凄いと言われる基礎になっています。