ダイハツ・ミライース カーオーディオの音質アップ | サウンドピュアディオ井川のブログ

ダイハツ・ミライース カーオーディオの音質アップ

今日ご紹介する1台は先日の宇部店の作業からダイハツのミライースです。








カロッツェリアの楽ナビとトレードインスピーカーが装着された状態で入庫となって、


ベーシックパッケージの取り付けを行いました。






ドアにはコアキシャルタイプのトレードインスピーカーが取り付けてあったのですが、


ベーシックパッケージは音にクセが無いというのを売りにしているのでこれは使わず・・






お客様がアウター仕様にされた時に使わないからと置いて帰られたトヨタ純正の


16センチスピーカーに交換する事にしました。






ところがカローラクラスの16センチスピーカーのふちがミライースのネジ穴より


大きくて、使える予定の物が使えませんでした。




ミライースの純正もありましたが10センチの物で、この時点で「どうしようか?」と


一思案しました。




まず第一案はトレードインのツイーターにつながっている4・7マイクロのコンデンサの


リード線をカットしてミッドのみとして使う方法と・・






もう一案が価格が10000円のJBLのGX602のツイーターを鳴らなくして


16センチミッドとして使うという方法がありました。






運良く最初からピュアコンのオプション増設で1万円の予算があったので、それを


GX602に廻す事にしました。




付属のマルチホールのスペーサーを使って、3穴のミライースのドアに4穴のGX602を


取り付けます。






そのままでは内貼り側にスペーサーの外側が当たったので加工して、取り付けました。






内貼りを組み付けたらドアの作業は完了です。






続いてダッシュの上にピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けました。






それから楽ナビの裏から音信号を取り出して、グローブボックス下に取り付ける


ピュアコンに送って、ドアスピーカーとダッシュのツイーターに分配して送ります。






ただしミライースのドアにGX602のインナー取り付けは初めてだったので、何度も


ピュアコン部分のコイルを交換して音を追い込みました。






ツイーターとドアスピーカーのバランスが取れたら次はイコライザー調整です。







最初にフラットからスタートして数カ所レベルを上げ下げして、最も生声や生音に近い


ポイントを探します。




同じフラットでもパッケージされているフラットとカスタムで全てセンターとでは微妙に


音が違って、「どっちが音が自然なんだろう?」と何回か変えて聴いてみました。






パッケージのフラットの方が音が優しかったのですが、多少イコライザーを上下しないと


まとまらない部分もあったので、2か所1クリックづつ動かして音を整えました。





ミライースのお客様はMISIAさんのファンで、何度もコンサートに行かれたと


言われていました。




そこでスタジオ録音とコンサートのPAの音の違いをご説明して、「何も指定が無い場合は


スタジオ風のセッティングで、もし希望されればコンサートのPA風にも出来ますが。」と


聞いたところ、通常のスタジオ風でいいという事でいつものセッティングで出庫しました。




実は自分は以前東京のスタジオでMISIAさんとお会いした事があって、目の前で生の声を


聞いた事があるんです、というお話をしました。




一時期寝る前に『星空のライブ』を観てから寝付いていて、「いつかはMISIAさんに


会って生の声を聞きたい!」と思っていましたが、その当時は自分と親しくさせ頂いてい


るDEENさんとMISIAさんのレーベルが同じで、プロモーションのスケジュールに


関わっている方にお願いして正月の特番のスポンサーに付いて、それでお会いする事が出


来ました。




お客様がMISIAさんの生の声に近い状態で聴きたいと思われる様に、自分も一ファンと


して生の声を聞いてカーオーディオの音に反映させたく、でもよくお客様からは「お客さん


のためとか言いながら、本当は自分が楽しんでいて、しかも本人に会ってるんだから一番得


ですよね。」と言われます。




確かにおっしゃる通りです!



でもそんなに簡単に会える訳ではないので、日頃からの人脈作りが重要です。