三菱・アイミーヴ カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は先日の宇部店の作業から三菱の電気自動車・アイミーヴです。
リピーターのお客様で、遥々岡山県倉敷市からお越し頂いています。
カロッツェリアのDEH-970を取り付けられた状態で入庫となって・・
リアのラゲッジにピュアディオチューンのEV車用の電力を極力使わないアンプを装着して頂いて・・
(写真ではボックスの中に隠れていて、アンプ本体は写っていません)
スピーカーはダッシュ上にワイドスタンドを製作してJU60ツイーターを取り付けています。
ドアにフル防振とアウターバッフルの施工を行って、ピュアディオブランドのZSP-MIDを装着して
頂いていました。
ドアのスピーカーグリルは坂口君が加工してくぼみを作って、Pのエンブレムを取り付けました。
システム自体は既に完成しているのですが、ポータブルのハイレゾ対応のプレイヤーのデジタル
アウトを使いたいという事で、今回入庫されました。
使用するデジタルトランスポートはオーディオテクニカのAT-HRD5で、DEH-970のAUX入力に
RCAのアナログに変換した出力をつなぎます。
アナログのケーブルはピュアディオブランドのSKYケーブルで、デジタルケーブルは何種類かを聴き
比べて、PSTのRCAケーブルをデジタル化した物が一番相性が良かったのでそれを使いました。
ただこのAT-HRD5のアナログ出力が弱く、リカバーするために970のAUX入力の感度を上げた
のですが、そうした場合音が荒くなってしまい、お客様には「設定はそのままでボリュームを上げ気味
で使って下さいね。」とお願いしています。
普通だとちょっと音が薄く感じるDEH-970も車が電気自動車のために電圧が安定して音が太く、
デッキの電圧計には14・3Vと表示されえていました。
シガーライターからミューディメイションのボルトメーターにつなぐと0・1V低い14・2Vと表示されて、
そのまま少し宇部店の周りを走行したら14・2Vのままでした。
ただシフトをバックに入れると14・1Vになり、ガソリン車でいうアイドリングの状態のレディの状態で
長くオーディオを聴いていたら14・1Vになりました。
デッキ裏だと0・1Vプラスですから、あまり消費電力を使わないシステムを聴くには良い車でしょう。
オーディオ聴いたり走行テストをしたら半分をちょっと切ったぐらいで入庫していた状態から一目盛
充電が下がったので・・
ピット裏の充電スタンドにつないで充電しました。
この充電の機械は日産ディーラーでリーフ用の物を買って来たのですが、今考えたらもっとコードの
長い物だったらピット内で作業中でも充電出来たのに、「めったに使わなだろうから。」と一番短い
のにして出費を抑えたのを後悔しています。
でも年明けにアウトランダーのPHEVを買ったら5メートルのコードが付属して来るので、このコードも
宇部店では出番が無くなるでしょう。
さて作業やテストが終った後の充電は、お客様が岡山県まで帰られるのに充電回数が少なくて済む
様にフル充電を目指していたのですが、途中で見たら3分の2ぐらいで・・
急速充電ではないので40分後でこのぐらいで・・
お客様が新幹線に乗って厚狭駅まで来られて、坂口君が迎えに行って着かれた時にはフル充電の
前回入庫された時はもっと下の目盛だった気がしますが、今回は時間に余裕があったのでここまで
充電出来ました。
電気自動車に関する知識が無かったので短いコードを買ってしまったのですが、それでも充電設備
があるカーオーディオ専門店自体が珍しい(おそらく日本で初か?)ので、重宝して頂いています。
アイミーヴのお客様は音には満足して頂いて、途中で急速充電をされて倉敷市まで帰られたそう
です。
遠方よりのご来店ありがとうございました。