ホンダ・N‐WGN 防振で静粛性アップ | サウンドピュアディオ井川のブログ

ホンダ・N‐WGN 防振で静粛性アップ

今日ご紹介する1台はもう1週間以上前の宇部店の作業ですが、ホンダのN‐WGNの防振作業です。


既にドアは片ドア3面のフル防振の施工が行ってありますが、追加でダッシュの防振を行いました。


N‐WGNはデモカーで買ってしばらくは自分が乗っていましたが、感想としては全体的に剛性が高く

スポーティーなのですが、ちょっとここはという部分がダッシュの表面のプラスチックが薄くて手でたた

くとボンボンと響くところです。

その響きを無くすためにダッシュに防振メタルを貼って音を静めましたが、今回はその体験を元に

お客様にお勧めして、響きの強い所にマーキングしてダッシュ用のメタルを貼らさせて頂きました。



場所を決めたら植毛塗装した三角の防振メタルを2枚と四角の標準メタルを1枚の合計3枚を貼り

ました。

ダッシュの震えが減って下からのノイズが上がり難くなり、またツイーターの音もシャープになりました。


これで入庫前よりも快適なN‐WGNに変身です!




そして時を同じくして福岡店にもN‐WGNが防振の作業で入庫していました。

こちらはドアとダッシュの防振にプラスしてハッチにも防振施工がしてあるお車で、追加でフロアマット

の下の防振を追加したいという事で入庫になりました。



リアのラゲッジのカバーを外して床の響くポイントを探してマーキングして作業を行います。


作業内容はおなじみのベーシック防振で、一般的な全ての面を防振材で覆うのではなくて、響きの

強い場所を防振メタルでピンポイント防振します。

響かない場所まで防振材を貼る従来の方式と比べてコストパフォーマンスが高いのと、従来の方式

では取れない高い音域の響きが取れます。


更にリアシートの下と足元とフロントの足元も防振しましたが、防振メタルは1枚1000円で、それ

プラス工賃で例えば20枚貼ったとしても2万円プラス工賃プラス税になりますから、広い範囲に

施工しても「これぐらい?」という価格です。


ちなみに軽自動車のリアハッチで8枚プラス工賃で12000円プラス税ですのでかなりの人気で、

最近の傾向として試乗車に乗って走った時は「最近の軽自動車は静かになっている。」と思って

買ってみたら「あれっ?」と思われる方が多い様です。

その理由は人間の耳にハッキリと聞える音域は落としているけれど、聞えるかどうかの可聴範囲の

高い方のノイズが消えていなくて、購入して毎日乗っていたらそこがどんどん気になりだしたという

事だからです。



自動車メーカーはコストを抑えながら騒音を消さないといけないのでパッと乗って分からない部分に

力が入っているから多くの方が数ヶ月乗られた後に不満が出てくるのです。


そんな時に後から気になる部分だけを追加で防振出来るピュアディオの防振メタルは時代に合った

方式と言えるでしょう。



今日の宇部店では現行型ノアのリアのハッチの防振を行っていますが、かなり広い範囲に貼って、

「12枚も貼ってしまった。」と思ったのですが、意外にも1枚1000円だから12000円プラス工賃

プラス税なので、狭い所に手を突っ込んでゼーゼー言いながら仕事をした割には低価格です。

ベーシックパッケージやそれ以上のシステムを購入された方の車が静かになって、少しでも快適に

音楽を聴いて頂きたいという思いで開発したのがベーシック防振です。