お姉さんが、
僕の鍵を、
一生懸命に、口の中に、
入れたり、出したりしています。
「・・・・どうして、
入れたり、出したりしているんですか?」
「口って、似ているでしょ?」
「何に?」
「似てない?」
「何に、ですか?」
お姉さんが、
呆(あき)れて、笑います。
「本当に、彼女が、いないのね?」
「いませんけど?」
「口って、似ているのよ。
だから、
口で、してあげるんだと思うわ」
「・・・・・何を、ですか?」
「あなた、ここに、何をしに来たの?」
「鍵を開けに来たんですけど?」
「・・・じゃ、鍵穴よ」
「え!!!!」
びっくりしたんです。
「鍵穴が、口に似ているんですか?」
「唇に、かしら?」
「そんな鍵穴って、あるんですか?」
僕は、
部屋の中を、きょろきょろ見回します。
「・・・その鍵穴って、
どこにあるんですか?」
唇みたいな鍵穴が、あったら、
ちょっと怖いです。
「どこ、探しているの?」
「唇みたい、なんですよね?」
「・・・そうね。
たぶん、ね」
「どこでしょ?」
お姉さんは、決心したようです。
うなずくと、
立ち上がって、窓のカーテンを閉めます。
部屋が、淡いピンク色に染まります。
「どうしてカーテンを閉めるんですか?」
「恥ずかしいでしょ?」
「鍵穴が?」
「見せたこと、ないんだもの」
お姉さんは、
スカートの中に、手を入れて、
パンティーを脱ぎます。
坐って、
脚を開きます。
「ここに、あるから・・・」
「そんなところに、あるんですか?
鍵穴ですよ?」
「あなたのが、鍵なら、鍵穴よ。
合うといいんだけど・・・」
僕は、スカートの中を覗き込みます。
「・・・・暗くて、よく見えないですけど?」
「じゃ、今、スカートも脱ぐから」
スカートを脱ぎます。
指で、開いてみせます。
「唇に似てない?」
「似てますけど・・・鍵穴なんですか?」
「開けてみる?」
「・・・・はい」
僕は、僕の鍵を、手に取ります。
お姉さんの鍵穴に、
そっと、差し込んでみるんです。
ー つづく ー
開(あ)くと、いいですね![]()
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