彼女が、

もっと、ブラの匂いを、

かげって言うんです。

 

 

今まで、

彼女のおっぱいを包んでいたブラです。

 

 

そのおっぱいも、

目の前で、揺れます。

 

 

でも、

じっと見つめられながら、

ブラの匂いをかぐって、

どうなんでしょ?

 

 

・・・・もう、かぎましたけど?

 

 

もっと、思いっきりよ?

 

 

なんで?

 

 

したいでしょ?

 

 

もし、

ひとりだったら、

思いっきりしていたかもしれません。

 

 

かぐと、わかるから

 

 

何を?

 

 

そのブラが、あなただって

 

 

なんで、

僕が、ブラなんですか?

 

 

たとえば、

これが、夢だとするでしょ?

 

 

実際、夢なんです。

 

 

そのブラも、夢でしょ?

 

 

僕は、

彼女のピンク色のブラを、

手に持ったまま、うなずきます。

 

 

夢なら、あなたでしょ?

 

 

僕が、

夢を見ているってことですか?

 

 

夢って、

意識で、できているのよ?

 

このベッドだって、

この部屋だって、意識なの。

 

あなた、よ

 

 

夢なら、

そうかもしれないけど・・・

 

 

そのブラも、

自分ではないって、思っているだけ

 

 

僕は、

彼女のブラを握って、

感触を確かめます。

 

 

でも、

このブラは、現実ですよ

 

 

その現実って、

小さな粒の集まりのことでしょ?

 

そのブラも、

小さな粒で、

できているって思っているんでしょ?

 

 

布で、できてます

 

 

その布だって、

分子、原子、素粒子って、

見ていくと、

粒じゃないの。

 

粒なんか、ないんだもの

 

 

僕は、納得できません。

 

 

粒は、・・・あるでしょ?

 

 

素粒子って、可能性の雲なの。

 

確率的にしか、存在してないの。

 

それは、

あなたの考えが、可能性の雲だから。

 

どんなふうにでも、考えられるから

 

 

どんなふうにでも?

 

 

もっと、

可能性があるってことよ

 

 

可能性?

 

 

あなたは、そういう存在なのよ

 

 

彼女が、

僕の瞳の奥を覗き込むようにして、

笑います。

 

 

だから、

そのブラの匂いをかぎなさいってば。

 

わかるから

 

 

僕は、ためらいます。

 

 

バカにしようとしているんじゃ

ないですよね?

 

 

あなたは、あなたの中にいるのよ?

 

もし、

私が、あなたをバカにするなら、

あなたが、

そう思っているってことなの

 

 

それで、僕は、

彼女のブラの匂いを、

思いっきり、

かいでみるんです。

 

 

 

ー つづく ー

 

 

 

じっと

見つめられながら、

ブラの匂いをかぐって、

恥ずかしいですウインクラブラブ