僕のベッドで、

女の子が、

全裸で、脚を開いてます。

 

 

中学校からの下校途中に、

女物の、

口金(くちがね)の取れた

ピンク色のガマ口(がまぐち)を

ひろったんですけど、

彼女は、

その財布だって言うんです。

 

 

たしかに、

脚を開いた、あそこが、

口金の取れた

ピンク色のガマ口(がまぐち)に、

そっくりです。

 

 

早く、開いて?

 

 

でも、

開こうとしても、開けないんです。

 

 

指も、入りません。

 

 

まだ、

物が、物だと思っているの?

 

素粒子は、物じゃないのよ?

 

 

物じゃない?

 

 

可能性の雲よ。

 

意識も、可能性の雲でしょ。

 

どんなふうにでも、考えられる

 

 

物が、考えるんですか?

 

 

自分ではないと、

考えているものが、物なんだってば。

 

自分だと、思えたら、

物は、物じゃなくなるの

 

 

軽く膝を立てて、

開いた白い太ももの向こうで、

寝ながら、

彼女は、

両肘をついて、顔をあげます。

 

 

あそこと、

おっぱいと、顔とが、

よく見えます。

 

 

お金がほしくないの?

 

 

ほしいです

 

 

だったら、開いてよ。

 

私は、財布よ?

 

 

固くて、開けないんですよ

 

 

頑(かたく)なに、

物は、物だって、思っているってことよ。

 

だから、閉じているの。

 

閉じていて、

お金が入ってくるわけないでしょ?

 

お金がほしかったら、

開きなさいよ

 

 

どうやって?

 

 

物も、あなたなのよ?

 

あなたは、あなたの中にいるの。

 

この宇宙よ。

 

宇宙なんだから、豊かでしょ?

 

 

宇宙が、僕?

 

 

彼女は、うなずいて、

裸体を起こすと、

僕のズボンのベルトを

外します。

 

 

ズボンを脱がして、

パンツも脱がします。

 

 

お金も、物じゃないのよ。

 

意識よ。

 

富とは、豊かな意識なの

 

 

裸になった僕を、

彼女は、

抱き寄せます。

 

 

物は、物ではないって、

思えることが、豊かさなの。

 

相手を、

物だと思っていたら、

豊かになんか、なれないでしょ?

 

物じゃないのよ。

 

物なんか、ないの

 

 

彼女が、僕にキスします。

 

 

あなたは、愛されているのよ。

 

だって、

あなたは、あなたの中にいるんだから

 

 

それから、

僕らは、ひとつになろうとして、

求め合うんです。

 

 

でも、

僕は、まだ中学生なんで、

やたらに、

入れようとするばかりで、

前戯ってものを知りません。

 

 

なんで入らないんだ?って、

ムキになっているうちに、

かえって、

夢から覚めます。

 

 

枕元には、

ひろった財布がありました。

 

 

開こうとしてみますが、

やはり、

開けません。

 

 

きっと、

まだ、

物を、物だと思っているからです。

 

 

開けないでいるのは、

僕の意識なんです。

 

 

 

 

the end

 

 

 

あなたの豊かさを

言祝(ことほ)ぎ申しあげますウインクラブラブ