2回目って、
びっくりするほど、
激しく揺れました。
何度も言いますけど、
地震じゃありません。
彼が、
ひとりで、してたんです。
私たち、
なぜか、背中と背中が
くっついちゃっているんです。
背中あわせで、
一緒に寝ているんです。
それで、
彼が、
ムラムラして眠れないって、
ひとりで、始めたんです。
「・・だいじょうぶ?」
「・・・・大丈夫です」
でも、
大丈夫じゃないのは、
こっちです。
だって、
背中あわせで、
そんな、気持ちよさそうに、
ビクン、ビクンされたら、
こっちだって、
したくなります。
それで、
彼にバレないように、
そっと、
指を動かします。
「・・・・・ん、うっ」
つい、声が漏れちゃいました。
あわてて、
ごまかそうとして、
咳払いします。
「んっ」
かえって、
艶(なま)めいた声が出ちゃいました。
「え?」
あわてて、
私は眠ったフリをします。
「・・・してるんですか?」
「・・・・・」
「手伝いましょうか?
僕がいるのに、
ひとりでさせたんじゃ申し訳ないから」
ひとりでさせたんじゃ申し訳ないって
言われると、
言葉が返せません。
「いいですか?」
彼が、
後ろ手で、
手を入れてきます。
私は、
彼の手を押さえます。
「・・いいから。
もう寝るから」
「今の声で、
僕は、もう眠れません」
「・・忘れて?」
でも、
彼の手が、
私のパンティーの中へと入ってきます。
「やめて?
お願いだから」
でも、
背中がくっついているんで、
逃げられません。
彼の指が、
私の中へと入ってきます。
もう、
仕方ないですよね。
あとは、
されるがままです。
ただ、
背中あわせなので、
彼のものが、
挿入されることはありません。
そういう安心は、あります。
指だけです。
それで、
何度も、気持ちよくなります。
でも、
不思議なんですけど、
そんなことをしたら、
かえって、
彼を、
身近に感じます。
背中がくっついているのに、
今さら、
身近ってヘンですよね?
でも、
他人(ひと)にされているって、
感じじゃないんです。
自分で、
している感覚なんです。
だって、
前には、誰もいないんです。
感覚的には、
いつもと同じ、ひとりです。
私の背中に、
彼は、
いるんですけど、
彼が消えていくんです。
もちろん、
私も消えていきます。
ひとつになっていくんです。
私たちだけじゃないですよ?
なにもかもとです。
ー つづく ー
女の人って深いですね![]()
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