霊界での、地震の話です。

 

凄かったんですよ。

 

立っていられない。

 

這うこともできない。

 

大地が、崩壊するって感じました。

 

霊界ですから、

無くなるときは、本当に、無くなります。

 

神様たちが、

もう、こんなものは、いらないって、

思ったんじゃないか?

って思ったんです。

 

霊界での、僕の家の裏手には、

山があって、

その山が崩れて、

家を潰します。

 

たまたま、僕は、

外にいたんですけど、

地面に、

巨大なタケノコみたいなものが、できます。

 

そこら中で、です。

 

地面が、押し合って、せり上がるんです。

 

ところが、揺れが、止まりません。

 

ずっと、揺れているんです。

 

霊界ですから、

24時間とか、ひと月とか、

ないんですけど、

とにかく、ひたすら揺れ続けているんです。

 

何もかもが、壊れ続けます。

 

これは、何か、しでかして、

地獄に落とされたって、思いました。

 

僕は、人間界が、地獄だと、

思っていたんですけど、

もっと下があったようです。

 

ところが、そんな中で、

1-1=1を、垣間見ます。

 

揺れているのは、

僕の輪郭なんです。

 

僕が、僕だと、

思うものを、

僕は、守ろうとしていたからです。

 

そもそも、僕という輪郭がなければ、

揺れません。

 

切り離された個をいうものがあるから、

揺れるんです。

 

その輪郭を、

この地震は、崩そうとしている。

 

全体が、個である僕を、

抱きしめていたんです。

 

抗(あらが)っているのは、僕なんです。

 

その拒絶が、揺れになっています。

 

恐怖そのものが、揺れているんです。

 

でも、1つに、戻ろうとしていたんです。

 

その1つが、

1-1= の答えだったんです。

 

 

ー つづく ー

 

 

 

霊界での身体って、

思いの形ですウインクラブラブ