ホラ、ドウゾ?
「天使が、そんな、胸が透け透けで、いいんですか?」
彼女が、自分の胸を見ています。
「コレ、カワイイ、デショ?
コノ、ピンク、コスルト、ピン、ッテ、ナルノ」
そう言うと、なめらかな、白い指で、白いワンピースの上から、乳首を触りだしたんです。
こっちだって、立っちゃいます。
「・・・・・商売、上手ですね」
「オモシロイ、デショ?
ヤッテ、ミル?」
「やっていいんですか?」
「ドウゾ? ドウゾ?
コノコ、モ、コンナ、フウニ、シテタノ」
そう言いながらも、まだ、指の先で、擦(こす)っています。
「この子って?」
彼女が、もう一方の手で、自分の顔を指(ゆび)さしています。
「コノコ」
「わかってますよ。 今、してるじゃないですか?」
「カワイカッタカラ、マネタノ」
「かわいかったから、真似た?
あぁ・・・天使が、人間の女の子に、変身しているって、設定なんですか?」
彼女が、輝く笑顔で、楽しそうに、うなずきます。
「ソウナノ。
ホラ、ドウゾ?」
彼女が、椅子から、腰を浮かして、僕に、胸を近寄せるんです。
背中に、天使の羽根をつけて、そんなことをしてるんです。
ー つづく ー
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