今は、GRIP SWANYのキャンプパンツを愛用していますが、
私の理想とするパンツには、いま一歩至っていません。
裾周りが邪魔にならないスリムなデザインながら、厚手のストレッチコットンキャンバスで屈伸してもストレスが無く、
火にも強いので、90%は理想に近いパンツなのですが、欠けている残り10%が、雨耐性。
撥水性がゼロなので、雨には弱いのです。
雨に好かれるタイプなので、雨に強くて丈夫で、火にも強いパンツを探していました。
そして、見つけたのが SASTA というメーカー。
1969年創業、フィンランドのハンティングウエアブランドです。
またまた、北欧のブランドです。
テントでは定番ですが、ポリエステルとコットンの混紡、いわゆるポリコットンに撥水剤を含侵させた生地のパンツです。
ポリコットン(T/C)素材なので、特別火に強いわけではなく、化繊よりはましレベルですが小さな火の粉程度なら放置しない限り大丈夫です。
また、防水ではないので、本格的な雨では厳しいでしょうが、多少の雨なら凌げそうです。
FILSONでもコットンにオイルを含侵させた生地(ティンクロス)のパンツはあるのですが、
この生地、雨には強いのですが、蒸れるのです。。。(;'∀')
アウターには良いのですが、パンツは構造的に(モラル的にも)換気させるのが難しいので、あきらめていました。
今回、購入したのはこちら。
ライトウェイトタイプで生地が薄いので暖かい季節用です。
本来ヘビーなタイプが欲しかったのですが、生憎サイズの在庫が無かったので、試用も兼ねてこちらを購入しました。
雨の多い6月から9月頃までにちょうどいい感じかもしれません。
今回、SASTAを購入した副産物としてNikwax Cotton Proof™加工の事を知りました。
この撥水加工が自分でもできるらしいので、本命のパンツが手に入るまでは、今使っているGRIP SWANYのキャンプパンツに加工してみようかと思っています。
アウトドアを安全・快適に過ごすには、ウエアは重要な道具なので、最も力を入れて選んでいます。
重要度は、ウエア・シューズ>シュラフ・マット>テント・ハンモック・タープ>その他。
って順番でしょうか。
わたくし、キャンプで雨に降られる事と、雨を楽しむ事には自信があるので、このパンツが活躍してくれることでしょう!
では、また次回。