とうとう超贅沢品が手元に届きました。。。



白樺の木の瘤で作ったKUKSAです。。。。
LEMMEL KAFFE KUKSA BIRCH。


キャンプで使うマグカップなんて機能的には100均のでも十分なのですが。
Kokkaffeが気に入ってしまったので、その雰囲気に酔ってみたいと。


キャンプで拘って何かをするのは、コーヒーを淹れる事くらいなんですよ。。。


正直、利便性や味で選べばドリップになるのですが、大自然の中でチマチマドリップは似合わないという事で、今まではアメリカンなパーコレーター一筋でした。



山でも、フライフィッシングでも必ずバックパックに入っていました。



なぜ、パーコレーターなのか?
それは、コーヒーが出来上がるまでの「時間」が好きだから。です。

今回、パーコレータに勝るとも劣らない「時間」が楽しめる北欧スタイルのKokkaffeに出会って、
どうせなら、コーヒーを口にする瞬間まで拘ってやろうかと。
北欧のマグカップと言えばKUKSAは外せませんから。。。

バカラのワイングラスでテーブルワインを飲むみたいなものです('ω')
器は、ものの味を変えますからね。


ただ、KUKSAはめんどくさい。

ククサ発祥の地のサーメの人達は、ククサを手に入れたら、最初に行う儀式があるそうです。
(以下引用)
ククサにラム酒、またはブランデーを注ぎ北極星に思いをめぐらし、
お酒を味わいながら自然の語りかけをククサを通じて聞きなさい。 
この儀式でククサに塩味を感じたら儀式は成功ということです。 
この儀式の後はククサは所有者の腰にぶらさげられ、どこへでも行動を共にします。

という事で、ククサが届いた日に、この儀式を行ってみました。



いつものラム酒を水で割っていただきました。
確かに、木の香りと塩味を感じました。
(当然の事と言えばロマンのかけらもありませんが。。。)

これで、この子は私のものですな。。。


冗談はさておき、せっせと手入れしてエージングと贅沢な時間を楽しむ事にします。





では、また次回。