今回も、小川町です。
40年来、アウトドアでのコーヒーはアメリカンなパーコレータに拘ってきたのですが、
近頃、Helle knifeを使ってみたり、バックパックをSAVOTTAに替えてみたりと、北欧のアイテムが増えてきたので
ちょっと興味を持ってネットを見ていて「kokkaffe」なるものを知りました。
スウェーデンで古くから飲まれているコーヒーの淹れ方で、何のことは無い、ケトルに直接粗びきのコーヒー豆を放り込んで煮出したものです。
試しに家でやってみると、これが思った以上に旨かったので、早速、キャンプでもやってみることにしました。
ただ、問題は、ケトルの中に残った豆の処理。
家であれば簡単に水道で洗い流して処理できますが、キャンプ場では難しいので湯を沸かすケトルとは分ける必要がある事です。
たまたま手元に、ちょうどいいサイズのtrangia TR-SN325 0.6Lがあったので、これをkokkaffe専用に使う事にしました。
kokkaffeを淹れてみて、trangiaのケトルの注ぎ口が上面についている理由が分かりました。
trangiaはスウェーデンのメーカーでしたね。相性が良いはずですわ。
焚火で沸かすと一層美味しくなるそうなので、薪ストあるのに、わざわざコーヒーの為に焚火をしてみました。。。
Kokkaffeの淹れ方は、
① 文明から逃れて火をおこす(コレ重要)
② お湯を沸かす(できれば川や泉の水で)
③ コーヒー豆を入れる(計量などせずにたっぷりと)
④ 待つ(コレが重要)
⑤ 魂が満たされ、より良い人間になります(なれるかな?・・・)
これだけだそうです。。。
豆の煎り方?浅煎りが良いようですが、お好みで何でも。
豆の量?たっぷりです。
煮出す時間?納得いくまで。
この適当さは私にぴったりです!
店で出すコーヒーではないので、チマチマせずに、一期一会を楽しむのもいいものです。
私としては、たっぷりとコーヒが飲めるのはありがたいし、ワイルドな味は好みなので気に入りました。
ここまでくると、いつものチタンマグで飲むのは味気ない気がしてきて
これだけは手を出さないでおこうと思っていた、キャンプ道具の中で一番贅沢で、絵になって、
コスパが悪く、面倒なものをポチってしまいました。。。
次回、紹介できると思います。
木製ランタンハンガーを少々加工しました。
不要な部分をカットして、アマニオイルを含侵させました。
すっきりスリムで、渋めになりました。
簡単に加工出来るのが木製の良いところですね。
では、また次回。