SAVOTTA JAAKARI M
 

 

 

 

 

 

 

日帰りの低山歩きにはミステリーランチのFRONTを使っていますが、
ヒップサポートが無いため、20km程歩いて疲れてくると肩にかかる負荷が気になってくるので、
山歩き用に軽装でもしっかりしたヒップサポートのあるバックパックを探していたところSAVOTTA JAAKARI Mに一目惚れ。

元来、FRONTは軽装ハンティングで、頻繁に担いだり降ろしたりしやすいように設計されているので、
ショートレンジなら使いやすいのですけれどね。
己のパワー不足は道具で補うしかないので。。。

SAVOTTA JAAKARI Mは、フィンランドの国境警備隊向けBPの改良版だとか。
そういう意味では、FRONTも米海兵隊向けのBPをハンティング用に改修した製品でしたが。。。

生地も縫製もFDF(フィンランド国防軍)仕様なので、しっかりして安心感のあるバックパックです。
登山用に比べると生地が倍以上の厚みがあるので、若干重いですが、軍用のものをそのまま使っていて、近赤外線を反射しにくい仕様らしい。
サバゲ―のナイトゲームで暗視スコープでも使わない限り関係ないけど。。。

容量も30Lで応用範囲が広いのでいい感じです。

 

 

小銃を構えた時に邪魔にならないように薄く作られたショルダーパッドですが
ヒップサポートと合わせて圧迫感もなく、背負い心地は重さを感じないし、
バックも細身のシルエットなので、雑木林や岩場でも邪魔になりませんでした。

ワンコンパートメントでオーソドックスなデザインですが、モールシステムで拡張性もよく考えられています。

私は、ウエストハーネスにベアスプレーホルダーとファーストエイドキット、デジカメ用小型ポーチを。
ショルダーハーネスに、スマホホルダー(スマホとコンパスを収納)とレンジファインダーホルスター(ヘッドランプを収納)を取り付けています。
すぐに取り出したいものを全て手の届く範囲にセットできるので便利です。

 

 



容量拡張用には、HATKA という小型のサブパックを背面に取り付けることもできます。

 

 
 

背面に取り付けるので、スリムなシルエットはそのままで、30L+12L=42Lのバックパックとして使えます。

 

 

42Lあれば、冬季のBPキャンプにも使えます。
シンプルなだけに応用範囲が広く、使いやすいバックパックです。

先日、BPキャンプ(テント泊)で使ってみましたが、HATKAに嵩張る冬季シュラフを入れることで余裕で対応できました。
無理すれば、薪ストーブも入りましたが、そこまで頑張る必要もないので手持ちにしましたが。


いづれにせよ、冬季キャンプでも、テント泊の山歩きでも使えることが分かったので使い倒せそうです。

 

 


では、また次回。