今日は、私が活動している地域にも雪が積もりました。
こんな日は、薪ストーブが恋しくなります(^^ゞ

キャンプ用薪ストーブに付いてる煙突ダンパーって何のためにあるのかご存じでしょうか?

私も、薪スト初心者の頃は悩みました。
当時、色々試してみて、ダンパーを閉めると排気が絞られるので、同時に吸気も減るため当然火力が落ちます。でも、それって、吸気を絞れば済むことなので煙突にダンパーが付いている意味があるの?
ダンパー全開で吸気も全開状態で薪をガンガン燃やしていると煙突が過熱して真っ赤になるので、ダンパーを閉めて排気を絞ってやると、過熱が収まるけど、そのために付いてるのも違う気がする。
と言う事で、意味不明のまま、「とりあえず煙突の加熱予防に少しだけ絞っておくか」って感じで使っていました。
ある時、たまたま、薪ストーブの「熱効率」と言う言葉を見つけるまでは。
以前にも書いたのですが、薪ストーブを正しく運用するには「燃焼効率」と「熱効率」が重要です。
YouTubeやSNSを見ていても、ほとんどの方は「酸素供給を重視した燃焼」で薪ストーブを使われていて、以前の私がそうであったように「熱効率」の存在すら知らない方が多いのではないかと見受けられます。
要は、煙突ダンパーを使わないか、火力のコントロールとして使っているか。。。
燃焼に必要なのは、燃料(薪)と酸素と温度なのですが、薪ストーブの構造上、炉内の温度を上げることで、煙突によるドラフト効果を発生させ、炉内の空気(煙)を吸い出して、新しい空気を吸い込む事で、強制的に酸素を供給して薪を燃焼させています。
この構造では、薪が燃焼して発生した熱のほとんどを煙突で吸い出して外に放出して、代わりに冷たい新鮮な空気を吸い込んで、炉内を冷却している事になります。
熱のほとんどを煙突が吸い込んでしまうので、煙突は赤く過熱するけど、ストーブ本体はさほど温度が上がっていない状態です。
炎に風を吹き付けている状況なので、見かけ上はゴーゴーと勢いよく燃えているように見えますが、炉内温度が上がらない為、燃焼に必要な「温度」が不足して無駄の多い燃焼状態になっています。
そこで「熱効率」を重視した運用が必要になってくる訳です。
熱効率とは、炉内で発生した熱から煙突で排出される熱を引いた値の事で、一般的なキャンプ用薪ストーブで煙突ダンパー全開で使用した場合は50%前後の熱が煙突から逃げてしまっているらしいです。
煙突ダンパーは「熱効率」をコントロールするための物だったのです。
熱効率を上げると何が起こるのか。。。
炉内の温度が上がるため、薪から発生する可燃ガス(煙と一酸化炭素等々)が炉内で燃え切ってしまい、煙突から煙がほとんど出なくなります。
※燃えている時に見えている炎は可燃ガスが燃えている状態です。
当然、炭化した薪も燃え尽きます。
要は、「燃焼効率」を最高レベルに近づける事が出来るわけです。
具体的には、燃焼のバランスを見ながら出来る限り煙突ダンパーを絞って運用する事で、ストーブが今までと比べ物にならない位暖かくなり、薪の消費も大幅に抑えられます。
※ダンパーを閉めすぎると酸素不足で不完全燃焼が発生するので、良く燃えている状態で、炎が煙突方向になびかずにメラメラと立ちのぼっている状態に調整するのが目安です。
懸念事項として、最近、異常に安価な折り畳み式チタンストーブが出回っていますが、適切な補強やリブ加工、溶接がなされていない場合、高温による歪が発生して不具合が生じることが起こるかもしれません。
万が一破損した場合、命に関わる事もあり得るので、信頼のおけるメーカーの製品を選定されることをお勧めします。
では、また次回。


































































