自分らしく生きる「スーパーブラッドウルフムーン」 | 天下泰平

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super blood wolf

日本時間1月21日の14時16分より、獅子座で満月を迎えます。

今回の満月は「スーパーブラッドウルフムーン」と呼ばれています。

もはや、何かの必殺技のようなネーミングですが、これは

スーパームーン(月の最接近)
ブラッドムーン(皆既月食)
ウルフムーン(1月の満月)


が、すべて入り混じっているからです。

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スーパームーンは、公式な宇宙用語というよりは、占星術の世界における名称であり、月が地球にもっとも近く満月のことを呼びます。

年に一回の最接近というより、今は地球との距離が36万km以内の満月をスーパームーンと呼んでおり、今年2019年は1月と2月と2回スーパームーンがあります。

《2019年の満月時の地球と月の距離》
1月21日…約357,700km
2月20日…約356,800km


スーパームーンの満月は、1年で最も小さい満月に比べて、約14%大きく、最大で約30%ほど明るく見えるようで、今日はいつもよりも様々な意味でパワフルな満月であるのは間違いありません。

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さらに、地球では1年に2回ほど月食があります。

太陽、地球、月が重なる月食。

世界各地の先住民や日本の天皇家も間でも、月食や日食はあまり好ましい現象としては扱われておらず、太古の天文学や占星術に長けている人ほど、これらの現象を直接見ようとはしないようです。

今回、日本は月食が見れないタイミングなので気にする必要はありませんが、半年後は見える地域もあるので少し頭のどこかで意識しておくのも良いかもしれません。

新月は、目標を定めて未来をイメージするのに対して、満月は、その定めた目標が成就したり、次の新月までの途中経過を見直して目標を再設定したり、場合によっては、余計なものを手放したりと、何れにしても未来よりは今や過去を見つめるタイミング。

半年に一回の頻度の月食は、半年間を振り返るのにもピッタリな満月となるようです。

昨年の夏から今に至るまで、どんな半年であったでしょうか。

今日は、少し過去を見つめ直す時間を取っても良いかと思います。

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ウルフ(狼)ムーンは、英語圏で呼ばれている1月の満月の別名。

狼の名前がついた由来は、真冬の食糧不足を嘆く飢えた狼の遠吠えにちなんだ名前をネイティブアメリカンや中世のヨーロッパの人々がつけたとも言われています。

狼はイヌ科ですが、今日の満月はネコ科のライオン、獅子座満月。

獅子座満月にもたくさんのキーワードがありますが、概ね共通するテーマは

「自分らしく生きる」

という一言。

新しい取り組みを始める新月よりも、不要なものを手放す満月において、自分らしく生きるのに足かせとなっているものがあれば、思い切って手放すのも1つの手段かもしれません。

それは自分の中の意識や在り方かもしれませんし、日々の行動や仕事かもしれませんが、何かモノ、場合によっては身近なヒトなのかもしれません。。。

2019年、皆さんがより自分らしく生きるスタートとなる満月をお祈りしております。