未来の村プロジェクト(学校編) | 天下泰平

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〜 滝沢泰平 公式ブログ 〜

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猛暑の三連休は、八ヶ岳宇宙学校。

2日目の午後と3日目は、森井啓二先生との瑞牆山登山合宿でしたが、初日から2日目の午前までは炎天下の中の農業づくし。

熱中症にならないように、十分に気をつけながらも、夏野菜の大量収穫でした。

大根、ニンジン、ズッキーニ、エンドウ豆、キャベツ、キュウリ、トマト、ジャガイモ・・・。他にもたくさん、食べきれないほどの大豊作。

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夜には、その採れたて野菜を使ってサラダを作ったり、BBQで焼いて食べたりと、夏ならではの楽しい夕食会でした。

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翌朝は、朝食前に早朝のヨガ体験。

子宮の中の気圧や波動と同じと言われる標高1000m、大自然の森の中のヨガは、風も太陽も本当に気持ちよく、鳥の声、虫の息吹も感じて地球と一体となれます。

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ヨガで心身のバランスを整えた後は、皆で田植えをした田んぼの除草作業。

今回は1つひとつの株元の雑草の手入れの手除草作業でしたが、暑い夏の田んぼの水は裸足で入ると気持ちよく、また無農薬・無化学肥料の田んぼは天然の泥パック。

足の裏からアースして、体内の不要な電気も放電し、色々な毒素も大地に還元されてデトックスされます。

ひと作業終わると体もポカポカ、お肌ツルツル。田んぼは、美容にも健康にも良いので女性にもオススメです。

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田んぼ後は、前日に余った食材で再びBBQランチ。

みんなで屋外で作って食べる食事は格別に美味しいものです。

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夜は、瑞牆山の麓の宿に移動して、みんなでキャンプファイヤー。

小学生の頃の林間学校を思い出す、大人の学校生活。

八ヶ岳宇宙学校は、こんなことを日頃やっています。

まだ、全体のプログラムの中の3分の1しか過ぎていませんが、早くも来年の学校についてもイメージしています。

基本的には、来年も同じパターンでの運営が中心だと思いますが、来年はハード施設として、小さな学校としても活用できる拠点を作っていくことを目標に宇宙学校でも取り組んでいきたいと思っています。

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自分の中での「八ヶ岳の学びの場(学校施設)」のイメージは、ドラえもんの道具に出てくる“キャンピングカプセル(複数用)”がぴったり。

「次にドームハウスを作るとしたら、2Fはがらんどうの完全吹き抜けドームで、1F部分はドームではなく使いやすい箱にできたらなぁ・・・展望デッキスペースもあって、泊まれて、食べれて」

今年に入ってから、そんな妄想が次々に湧いていましたが、ふと子供と一緒にドラえもんの漫画を読んでいると、まさに“こんなのあったらいいな”という道具が出てきました。

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※八ヶ岳の学びの場のイメージは、上部がドームホールで下部は宿泊や食事などのマルチスペース

学校と呼ぶにはコンパクトなリトリートセンターですが、こんな施設をベースにやがては学校の代わりにもなる拠点づくりにも長い目でチャレンジしていきたいと思っています。

以下は、先週のメルマガで書いた学校についての構想。

参考までに転載しておきます。

「未来の村プロジェクト(学校編)」
八ヶ岳に学校を作る。

学校というと、すぐに小学校をはじめ、子供達だけの場所、公共学校に代わる私立学校のような立派な施設のイメージが出てきてしまいますが、それはまだずっと先の目標の1つ。

とりあえずは、大人も子供も含めた、地球人にとっての「学び・体験の場」を作れたらと思っています。

50名から80名ほどの人々が一同に集えるドーム型ホール。

個室では10名、雑魚寝でも20名ほどが泊まれる宿泊スペース。

食にはこだわりたいので、大人数の食事も難なく作れるキッチン。
料理教室などもできて、食・料理の学びの場となれるのが理想的です。

眺望の良い展望デッキがあって、美しい山々を見るだけで癒され、周囲には豊かな自然が残って散策できるようになっており、近くには田畑もあって、命の循環も学べるような場所。

近所の子供達が定期的に集まって、学校では教えてもらえない何かを学べ、学校では教えてくれない何かを教えてくれる人がいて、近所ではない子供達や親子が、この場に短期滞在で来て学べて、体験もできて・・・子供だけでなく、大人も同じように学べて、体験できて。

マルチ利用できる、総合リトリートセンターみたいなものを作りたいというイメージがあります。

リトリートセンターでもあり、
公民館のような役割でもあり、
昔の寺子屋のような学びの場であったり、
新しい時代の学校に代わる施設になっていったり・・・。

小さくてもよいので、次の時代にも良い形で残せていける場を今年から計画して、来年には生み出したいと思っています。

有難いことに、こういった話をすると、趣旨に賛同していろいろアドバイスや投資も考えて下さる人も多くいますが、でも、最初の核となる部分は、自分なりにしっかり考えて、ある程度リスクも背負って共有できる少数メンバーで進めようと思っています。

特にお金がかかるハード面(施設づくり)においては、いろいろな方々にご協力頂いた方がずいぶん楽なのですが、お金だけあればできるといった簡単なものでもないので、身の丈にあった規模から始めて、タイミングを見て大きく拡大できるようにしたいと思います。

今では立派な幼稚園や学校でも、始まりは小さな教会やお寺だったような場所も多くあるので、まずはできることからコツコツ始めたいと思います。

一方でまた、ソフト面の中身においては、自分は教育などはもちろん専門家でもなく、そういった部分において、それぞれの専門家の方々にご協力頂くことも多々あると思います。

どれか1つの教育法や研修プログラムなどを導入するつもりもなく、逆にどれでも柔軟に取り入れて、様々な選択肢のある施設にできればと思っていますので、そんな場が出来上がったら、是非活用できる方は自由にプラニンングして活用してもられたらとは思います。

会社でも事業でも、こういった施設でも、作るよりも、もっと大変で重要なのは運営して継続すること。

特に箱物は、理想だけあって作っても、先々のことまでしっかりイメージし、また現実的に収支などの事業計画も綿密にやらないと、せっかくの場も生かされず、また赤字経営で運営がままならない場所もたくさんあります。

もし、多くの方にサポート頂きたいとすれば、ただ施設を作るよりも、維持管理して長く人々に役立つためにご協力頂けたらと思いますので、また何か良いプランが思いついたらシェアさせて頂けたらと思います。

いずれにしても、一般的な学校施設みたいなものは、単独で経営するのは至難なもの。

よほどの資本力やバックボーンがなければ、とてもではないですが、学校経営は成り立たないと思います。

でも、今も将来も子供達のために、何かできることをやっていきたいと思っている人も多いですし、今の学校だけでは物足りない、もっともっと自分が好きなこと、興味のあることを学びたい子供達もいっぱいいるし、むしろ、我々大人が子供から学ぶこともたくさんあります・・・。

いずれにしても、学ぶ側も教える側も、お金ではない部分で循環すれば理想ですが、そうは簡単にはいかないので、マルチ活用で施設を生かしながら、経営計画は幅広く検討していかないといけません。

ただ、個人的には、こういった教育事業や食・農業に関わる事業というのは、コミュニティのために必要不可欠な存在であり、本来はそれ単独でお金を生み出すためにやるより、お金のことは気にせず、もっとも大切なこととして取り組みたいものです。

その先には、医療や介護、障がい者雇用や孤児院などもあり、未来の村づくりのためにやりたいことはまだまだ山ほどありますが、まずは焦らず、ゆっくり1つひとつ着実に作り上げていきたいと思います。

そういった意味では、まだ人手不足。いろいろな人の様々な知恵が必要です。

是非、八ヶ岳移住はもちろんですが、遠隔地からも多く人々に未来の村作りのプロジェクトに関わって頂けたら幸いです。(転載終了)

来年の八ヶ岳宇宙学校の募集は年明け頃を予定。
ご興味ある方は、是非ご応募くださいませ。