八芒星の光が現れる新海三社神社 | 天下泰平

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アニメ映画「君の名は。」ブームに乗って、念願の長野県佐久市にある新海三社神社(しんかいさんしゃじんじゃ)を訪れました。

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※映画に出てくる巫女舞の舞台の新海三社神社の神楽殿

ここは映画にも出てくる「口噛み酒」を奉納する神社のモデルとも言われており、名前の通り映画の監督の新海誠さんは、この神社からご自身の名前をとったものとも言われてます。

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神社に入って目につくのは、境内の中にあるいくつもの巨木であり、この場所がただならぬ気で満ち溢れているのを感じますが、特に拝殿前にある二本の巨木は立派であり、まるで映画の主人公とヒロインのような男女に分かれたツインソウルのような木がたたずんでいます。

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境内の中には珍しく「荒神社」があり、一般的に荒神は「スサノオ」をあらわしているので、ここもまた出雲系、スサノオを祀っている神社であることを感じさせます。

映画の最後のシーンでも、四谷の「須賀神社」が舞台であり、ここもまたスサノオを祀っています。

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この神社の最大のポイントは、神社の社殿と社殿の間にある「御霊代石」という文化財にもなっている祭神が降臨する石。

この石には左右対称の「水龍が二体」が掘られており、諏訪湖の波音を発すると逸話があります。

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ここでもまたツインの龍であり、映画のテーマにも関係する一面を感じさせますが、佐久市長が伝えているように、この「水龍」というのが、さんずいに龍で「瀧」で、主人公の名前(瀧)とも関係しているのではないかと言われています。

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これもまた偶然なのか、新海三社神社で撮った太陽は、映画と同じ八方に広がる「八芒星」の光を放ち、男性(+)と女性(×)の陰陽融合(米)を象徴する神社なのかもしれません。

八ヶ岳北麓の佐久にある新海三社神社。人気もなく静かな神社ですが、古い歴史を感じさせる素晴らしい神社なので、是非ともお近くに来た際にはお立ち寄りくださいませ。