謹賀新年「新時代の始まり」 | 天下泰平

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〜 滝沢泰平 公式ブログ 〜

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 新年あけましておめでとうございます。昨年2012年の辰年は、龍のご加護もあってか(?)表向きは大きな出来事もなく過ぎ去りましたが、今年2013年は巳年ということで、龍から蛇、つまりはドラコニアンからレプティリアンの年ということで大激変を心配される声もあるようです。

また2013年の「13」という数字は、キリスト教を中心に不吉な数字としても有名であり、そのことからも今年をネガティブにとらえている方々もいます。

しかし、これはキリスト教が生き残るためにキリスト教以外の「神」「悪魔」に仕立て上げなくてはいけなかったための作為的な数字の意味であり、実際は全世界においては「13」「聖なる数」とされています。

だからといって2013年が穏便で平和に過ぎ去るとは限りませんが、この世界では起こる出来事そのものに善し悪しはなく、起きた出来事に対する受け手側の判断が重要になってくるかと思います。

この世界がすでに完成されたもので完璧だと思っている人からすると、これから起こる世の中の大激変、旧世界の崩壊はこの世の終わりとも思える恐怖に映るでしょうが、次の真実の世界が見えている人にすれば、崩壊していく世の中も冷静にワクワクしながら楽しめるかと思います。

家が全面リフォームのために取り壊しをされているのに、そのことを知らない家主がその場だけを見たら「一体何ごとだ!?」と驚きと悲劇の始まりでしょうが、すべてを知っている家主からすれば「いよいよ始まった!」と歓喜のスタートにもなるかと思います。

だからこそ、真実を知ることはとても重要であり、今の我々の家(地球や世の中)がどれだけ傷んでいるかを正しく知り、そして未来の子孫までも永続して循環できる家づくり、家の建て替え作業が必要となってきます。

そして、それは建築士や大工さんにすべてを任せるのではなく、そこに住む住人自らの手ですべてをやっていく必要があると思います。

古い家を壊すのも、何も知らなければショベルカーでガシャンと派手にやる方法もあれば、釘から柱から一本一本丁寧に解体していく方法もあるかと思います。多くの人々が真実を知れば、それだけ建て替え作業もスムーズに素早く終わることでしょう。

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※調和の時代へ突入

 この地球という惑星は、銀河の中心を約2万6000年かけて1周する歳差運動のサイクルを持っており、この2万6000年という宇宙の大きな1つのサイクルの間で、地球は約2000年ごとの小さなサイクルで13星座(12星座にへびつかい座を追加)を順番に巡り、2012年は、約2万6000年前から始まったこの大きなサイクルが1周し、旧サイクル最後の「二元性の象徴である魚座の時代」から新サイクル最初の「調和性の象徴である水瓶座の時代」へと切り替わる節目の年でした。

これから始まる2013年からは、あらゆることの重心が男性性から女性性の調和の新時代へと傾くことになってくるかと思います。

とはいえ、マヤの暦や歳差運動のサイクルも人間の1日の動きとして考えれば、あくまでも時計の針が真夜中の午前0時をようやく過ぎただけであり、日付が切り替わったからといっていきなりシンデレラのように魔法が解けるわけでもなく、夜が突然朝に切り替わることもないかと思います。これから徐々に新しい1日(時代)の夜明けへと向かっていくものであるかと思います。

そういった意味では、古いサイクルから新しいサイクル、昨日から今日に切り替わる午前0時を過ぎても夜が夜であるのには変わらず、むしろ「夜明け前が一番暗い」という言葉があるように、これから本当の夜明けが訪れるまでの時間こそ、朝日が二度と昇らない、この世の終わりと思うような暗い時代が一時的にやってくるのかもしれません。

その中には惑星ニビルが太陽を隠す、世界中の火山が噴火して太陽の光が地球へと届かない期間がやってくるなど、いわゆる「暗黒の3日間」とも呼ばれる予言が世界各地で広まっているように、夜明けの象徴である太陽が隠されるような出来事が、この現実世界でも一定期間発生する可能性があるかもしれません。

しかし、それこそ「夜明け前が一番暗い」の最たるものであり、新しい太陽は必ず昇るため、そういった出来事が発生したら、逆に夜明けが近いことを意識した方がよいかと思います。

深まる方向にある闇にフォーカスすれば、確かにこの世の終わりとも思えるような情報はいくらでも出て来るかもしれませんが、それだけではネガティブな情報に左右されて困惑するだけであり、今この瞬間の現実が生きづらくなってきます。

この世界がお花畑であれば、今は深まる闇の中でも夜明けに花が咲く芽を見つけ、それらを育てていくことが重要であると思います。新しい経済、社会、人類(DNA)など、それこそ新しい文明を創るために必要なあらゆる花の種は、すでに2012年以前から撒かれており、いよいよ2013年からはそれらの芽が少しずつ地表に顔を出す時期であると思います。

そう考えると、2013年以降は明るい未来を感じさせる良いニュースが飛び込んでくる可能性もありますが、一方で旧時代から新時代へ切り替わる中で、先ほどのリフォームの話と同じように旧時代に咲いていた花の中には役割を終えて枯れていく花も出てくるかと思います。

それが経済という花であれば、花びら一枚一枚が落ちるたびにデフォルトなどといった形で各国に混乱が走り、すべての花が散った頃には資本主義経済も終焉を迎えるのかもしれません。

人々には、足元で静かに産声を上げる小さな新しい芽よりも、華やかに散っていく花吹雪の方が目につきやすく、あらゆる存在が崩壊していく世の中の様子に不安と恐怖を感じる方も多くなるかもしれませんが、これも「夜明け前が一番暗い」と同じ現象であり、あらゆる存在が新しいものへと切り替わる準備が出来たからこそ起こることなので、大切なのは散り行く花に執着を持たずに足元に出てきている新しい芽を見つけ、それを育てていくことだと思います。

今年もこれからも、この深まる闇、崩壊していく旧時代の中において、新時代の新しい芽を少しずつご紹介しながら、皆さんと一緒に新しい時代づくり、地球づくりができれば幸いです。

ということで本年もどうぞよろしくお願い致します。