長野県の地震について | 天下泰平

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〜 滝沢泰平 公式ブログ 〜

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■ 発生時刻 :2012年7月10日 12時48分頃
■ 震源地  :長野県北部
■ 最大震度:震度5弱
■ 緯度  :北緯 36.8度
■ 東経  :138.4度
■ 震源  :マグニチュード M5.2
■ 深さ  :約10km

 先週末に低気圧から高気圧に移り変わる週明け(9日~11日)に地震に注意とお伝えしましたが、本日のお昼過ぎに長野県北部でわりと規模の大きな地震が発生しました。

震源地であった長野県北部では、その後も頻繁に余震と思われる地震が発生しております。

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今までは太平洋沖や内陸部でも茨城や千葉方面での地震が多かったのですが、ここに来て長野県北部の地震となると、これは「フォッサマグナ」の上の震源地なのでちょっと注意が必要かもしれません。

フォッサマグナについては、今年4月号のザ・フナイに寄稿した記事でも詳細をお伝えしたので、その内容を参考にしながら再度ご説明致します。

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※日本を東西に分ける巨大な溝「フォッサマグナ」

 日本列島の中心には、静岡から富山・新潟方面にまで広がる深さ約6000kmの巨大な溝「フォッサマグナ」があります。

このフォッサマグナを境に地域の呼称として西日本と東日本と分かれていますが、実はこの2つの地域は元々大陸自体も別々だったようで、ユーラシア(アジア)大陸から分離した2つの陸地がくっついて現在の日本列島を形成したようです。

その2つの大陸がくっついた接点がフォッサマグナであり、当初は現在よりも約3倍の範囲に広がっていたようです。それが徐々に現在のフォッサマグナの範囲にまで収縮する中で中央部分が隆起し、日本アルプスを中心とする数々の火山が出来上がったようです。

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※すべての大陸プレートが、日本の中心フォッサマグナへと向かっている

 日本列島は、西日本がユーラシアプレートの上、東日本が北米プレートの上にあり、その間にフィリピン海プレートがありますが、これらの3つのプレートの境目の上にフォッサマグナはあります。

各プレートはフォッサマグナの下でお互いせめぎ合っている状態であり、特にユーラシアプレートと北米プレートの力が強いため、日本列島は中央にあるフォッサマグナを起点に強い圧力がかかって日本海側から押し曲げられている状態になります。

日本列島は、大陸が出来上がった当初は縦長「|」の形だったようですが、この日本海側からのプレートの圧力によって徐々に現在のような「ノ」の形に曲がってきてしまったようです。

日本列島がブリッジをしている人間であれば、ちょうど収縮される背中が新潟であり、拡大するのがお腹のへその位置にあたる伊豆を中心とした静岡の地域になります。

この圧力がかかる日本海側の新潟と太平洋側の静岡の両地域では、どちらも大きな地震が発生しやすくなり、中でも太平洋側では東海地震、または首都直下型地震が発生する大きな要因にもなります。特に東海地震がきっかけでフィリピン海プレートが日本列島の下に潜り込み、北米プレートとの境のフォッサマグナをポッキリと折り曲げてしまう可能性があることも現在は懸念されています。

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※本日昼に発生した長野県北部の地震の震源地

 本日に発生した地震は、新潟よりの長野県北部での地震でありましたが、震源の深さは浅かったものの、水面下で活発にせめぎ合っているプレートの活動に関連した地震の可能性もあります。

この地震について、311を事前に当てたことで有名な富士山ニニギさんが、以下のような見解を述べています。東海地震への警戒をして下さいと…。

長野県北部地震。(富士山ニニギさんのmixi日記)
今日の昼頃、12時48分。
長野県北部を震源とする最大深度5弱の地震がありました。
マグニチュードは気象庁の発表がころころ変わり、一応5、0から5,2となってます。
震源の深さは10キロで、最初の発表は20キロでした。
気象庁が把握できない特殊な地震だったようです。
震源の深さが10キロというと、ホッサマグナなの底辺付近で、ホッサマグナに何らかの変化があったものと思います。
マグニチュード5,2の地震にしてはやたらと余震が多くなってます。
その後現在までも余震が群発地震の様に続いております。

思い起こせば今から47年前、この場所にある信州のピラミッド皆神山が怒り、群発地震が起こりました。それは凄いもので震度4くらいの地震が30分おきくらいに起こり、それが数週間続いたものでした。
ニニギは高校生でしたが、学校を休んで調査に行きました。
そこで見たものは、ピラミッドの皆神山から「ドンドン」と言う音が出て、その直後青い光が天空に昇る凄まじいものでした。
興奮して夜も寝らないで、畑の中のバス停の小屋で過ごしたのです。

久しぶりの興奮目覚める場所の地震でした。
これは太平洋岸からフィリピン海プレートが潜り込む圧力が増したため、ホッサマグなの底辺がずれ込んだものと思います。東海地震の前兆です。
この後妙高山の裏にある、北陸の富士山「焼山」が噴火すれば、東海地震にそのまま繋がっていくものと思います。もうそう遠くは無いでしょう。

この場所の地震。ニニギが47年間追い続けた(待ち続けた)ものです。(転載終了)

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 また、地震とは直接話はずれますが、本日の震源地のすぐ上にある新潟県の妙高山の中腹にて、赤く燃えるような強い光の玉が現れる出来事が10日ほど前の6月30日の夜に発生しました。

この光が一体何だったのかは、結局謎のままとなっていましたが、一部の人々の間では「プラズマ(地震)兵器ではないか?」と話題になっていました。

個人的にはプラズマ兵器というより、プラズマであったとしても、何か霊的な要素が強い光のようにも思えますが、これが今回の地震と何か関連しているのかはわかりません。ただ、位置がフォッサマグナの上だったので少し気になってはいました。

先日に日本では大難が小難になる可能性が強いというようなお話を伝えしましたが、日本は地震・火山大国であることは変わりなく、小難とは大きな災害が発生しても被害を最小限に抑えることの意味でもあるので、これから先も天変地異とは上手く付き合っていくことが大事かと思います。

明日11日は、恐らく今月最大のトリガー日かと思われますので、引き続き警戒をしておくに越したことはないかと思います。