今までに、コンビニや居酒屋など、様々な場所でアルバイトを経験してきました。
共通して思うのは、店長の並外れた会話力の高さです。
多くのスタッフを統率する以上、その能力はあって然るべきなのかもしれませんが、
控室での会話の中心には必ず彼または彼女が居り、
我々スタッフの緊張を和らげてくれたものでした。
共通して言えるのは、その会話の内容がひどくどうでもいいことばかりということで、
これは決してディスっているわけではなく、そんなひどくどうでもいい話で我々スタッフの休憩時間をもたせることができる会話力に対するリスペクトであることをご承知置きいただきたいのですが、
そんなくそどうでもいい話の中に、彼または彼女の生きざまを垣間見るような、キラリと光る話があったこともまた事実です。
そしてそれは我々に、少なからずインスパイアを与え、その後のアイデンティティの形成の一助となりました。
こういった年長者の言葉を、若き日の私はありのままに吸収し、それを糧として今日を生きています。
・・・だから、こうなったのか。