人はもっと生き生きと生きられるはずなのに。
そんな思いを抱いたことはないでしょうか。
なぜ多くの人は、本当の気持ちを胸の奥にしまい込み、自分を偽りながら生きてしまうのだろう。
なぜやりたいことがあるのに諦めてしまうのだろう。
なぜ言いたいことがあるのに飲み込んでしまうのだろう。
傷つくのは怖いものです。
失敗するのも怖い。
批判されるのも怖い。
拒絶されるのも怖い。
それは誰もが同じです。
だから怖がることが悪いわけではありません。
本当に悲しいのは、傷つくことを恐れるあまり、自分の心の声まで閉じ込めてしまうことです。
本当はやってみたいことがある。
本当は伝えたい思いがある。
本当は守りたいものがある。
本当は心の奥に情熱が眠っている。
それなのに、「どうせ無理だ」と自分で決めてしまう。
まだ始めてもいないのに、自分で可能性に蓋をしてしまう。
そんなことはないでしょうか。
世の中には様々な楽しみがあります。
趣味もあります。
娯楽もあります。
観戦もあります。
それらを否定する必要はありません。
しかし、ときどき立ち止まって考えてみたいのです。
人の物語に夢中になる前に、自分自身の物語を生きているだろうか。
誰かの挑戦に感動する前に、自分自身も挑戦しているだろうか。
誰かの情熱に心を動かされる前に、自分の心の火を大切にしているだろうか。
本当に大切なのは、人と比べることではありません。
成功することでもありません。
誰かに認められることでもありません。
自分の心に正直であることです。
本当は何を望んでいるのか。
本当は何に心が震えるのか。
本当はどんな人生を生きたいのか。
その問いから目を背けないことです。
本音で生きることは勇気がいります。
本音で語ることも勇気がいります。
本当の自分を見せることは怖いことです。
それでも、自分の心を偽り続ける人生は、もっと苦しいのではないでしょうか。
人は誰でも心の奥に火を持っています。
今は小さくなっているかもしれません。
灰に埋もれているかもしれません。
長い間忘れてしまっているかもしれません。
それでも、その火は消えてはいないはずです。
誰もが心の奥に、本当に生きたい人生への願いを持っています。
本当に伝えたい言葉を持っています。
本当に守りたいものを持っています。
本当に燃やしたい情熱を持っています。
だからこそ、自分の心を諦めないでほしいのです。
自分の情熱を眠らせたままにしないでほしいのです。
世界は、誰かが変えてくれるものではありません。
まず一人の人間が、自分の心に正直になることから始まります。
自分の火を燃やすことから始まります。
その火はやがて周りを照らします。
共感が生まれます。
共鳴が生まれます。
そして、その小さな火は人から人へと伝わっていきます。
本当の自分を生きる人が増えたとき、社会は少しずつ変わり始めます。
だから忘れないでほしいのです。
人生の主人公は、他の誰でもありません。
自分自身なのです。
