胸の奥に燃えるような思いを感じたいと、純粋に願っている人は、決して少なくありません。
ただ、多くの人はその気持ちに気づかないふりをしたり、見ないようにして生きています。
人からどう見られるか。
正しいとされているか。
評価されるか、否定されないか。
そうした外側の基準に合わせて生きるうちに、
本当に大切だった思いや感覚を、胸の奥に閉じ込めてしまうのです。
しかし、魂はごまかせません。
自分の内側にないものを語ろうとすると、
どこかに違和感や後ろめたさが生まれます。
言葉に力が宿らず、自信を持って表現することもできません。
一方で、自分の中から自然に湧き上がる思いには、理由を説明しなくても伝わる力があります。
それは体験や感情を通して、確かに「生きたもの」だからです。
魂の歓びとは、
誰かに認められた結果ではありません。
成功や称賛の先にあるものでもありません。
自分の心に正直であること。
胸の奥でうずいている思いを、なかったことにしないこと。
小さくても、自分の感覚に沿った一歩を踏み出すこと。
その一つひとつの積み重ねの中で、
人は「自分として生きている」という実感を取り戻していきます。
大きな行動である必要はありません。
完璧である必要もありません。
ただ、自分を裏切らない選択を、今日ひとつするだけでいいのです。
表現すること。
体現すること。
そして、その過程を味わいながら進むこと。
そこにこそ、魂が静かに歓ぶ瞬間があります。
もし今、
「このままでいいのだろうか」
「何かを置き去りにしている気がする」
そんな感覚があるなら、それは間違いではありません。
それは、あなたの中に既にある大切な思いが、
静かに声を上げている証です。
どうか、その声を無視しないでください。
惑わされず、迷わされず、流されず。
小さくても、自分の歩幅で進んでください。
魂は、誠実な一歩に必ず応えます。
そしてその歓びは、誰のものでもない、
あなた自身の人生を、確かに生きている証となるはずです。
