私たちは、ときどき理由もなく心が落ち着かなくなります。

今やっていることが間違っているとは言えない。

生活は成り立っている。

大きな不幸があるわけでもない。


それでも、心の奥で何かが静かに叫び続けている。

「このままじゃないはずだ」

「まだ、ここじゃない」と。


この感覚を持つ人は、決して怠けているわけでも、現実逃避をしているわけでもありません。

むしろその逆です。

これまで本気で生きてきた人ほど、この違和感を無視できなくなります。


安定が永遠ではないことを知っている。

安全な道が、心を満たしてくれるとは限らないことも知っている。

だからこそ、心をごまかして生きることができないのです。


このモヤモヤは、弱さではありません。

それは、自分の人生を自分のものとして生きたいという、健全な感覚です。


人は、本当に納得できる対象に出会ったとき、驚くほどの力を発揮します。

迷っているように見える時間も、無駄ではありません。

それは、妥協せずに探し続けている証です。


多くの人が「まあいいか」で決めてしまうところを、

「本当にこれでいいのか」と問い続けてきた。

それは、とても誠実な生き方です。


完全燃焼したい。

燃え尽きたい。


それは、壊れたいという意味ではありません。

出し惜しみせずに生きたいという、静かで強い願いです。


情熱を抑えながら長く生きるよりも、

自分の内側から湧き出る思いを信じて生きたい。

そう感じる人がいても、何もおかしくありません。


大切なのは、「何をやるか」よりも、

「何に対して心が嘘をつかないか」です。


心の奥から湧き出る違和感や怒り、願いは、

あなたを苦しめるためにあるのではありません。

次の場所へ進むための、内なる羅針盤です。


もし今、立ち止まっているように感じるなら、

それは迷っているのではなく、

助走しているだけかもしれません。


自分を裏切らない選択を重ねた先にしか、

本当の納得も、深い充実もありません。


たった一度の人生です。

静かでも、派手でなくても、

他人と比べなくてもいい。


どうか、自分の心の声を粗末にしないでください。

その声を大切にし続けた人だけが、

「やり切った」と言える場所に辿り着けます。


今感じている違和感は、あなたの敵ではありません。

それは、本気で生きてきた証です。


そして、本気で生きてきた人は、

これからも必ず、本気で生き直せます。


あなたの人生は、まだ途中です。

そして、ここからが本番です。