私たちの毎日は、すべて「時間」の上に成り立っています。
けれど不思議なことに、同じ1時間でも、その感じ方は人によって大きく違います。
心がときめくこと、夢中になれること、楽しいと感じられることに没頭しているとき、
時間はあっという間に過ぎていきます。
1時間が、まるで1分のように感じることさえあります。
逆に、つまらないこと、心が動かないこと、義務や惰性で続けていることに向き合っていると、
1時間が10時間にも長く感じられることがあります。
たとえば、ワクワクしながら1日を過ごした人にとっては、
体感では24分しか経っていないかもしれない。
けれど、つまらないことで1日を過ごした人にとっては、
体感では240時間――まるで10日分にも感じられるかもしれません。
これは単なる感覚の違いではなく、
「人生の質」そのものの違いに直結しているのです。
夢中になれる時間を生きている人は、
軽やかに、若々しく、エネルギーに満ちています。
一方で、やらされることや、心が動かないことばかりに時間を費やしていると、
人は心も体もどこか鈍くなり、知らず知らずのうちに年老いていくのです。
だからこそ、私たちが本当に大切にすべきことは、
「損か得か」ではなく、
心がときめくかどうか。
夢中になれるかどうか。
その感覚こそが、人生を若々しく保ち、
本当に生きていると実感できる時間へと導いてくれます。
そしてその“心の状態”は、確実に外見にも表れます。
表情や声、姿勢や空気感――
すべてに、内側のときめきがにじみ出るのです。
若さとは、年齢ではありません。
今、何に心を燃やしているか。
何にワクワクし、夢中になって生きているか。
その内側の輝きこそが、人をいちばん美しく見せてくれるのです。
