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 【スダルシャナヨガ通信】  より

「自由」について


実はヨガの目的そのものが自由なので、 

この自由について理解することが、 

結局ヨガを真の意味で 

理解することにつながります。
 


サンスクリット語で、 

完全に自由な状態を 

「カイヴァリア」と言います。 


ヨガの根本経典ヨガ・スートラは、 

最後にこの「カイヴァリア」について 

説明することで終わっています。 



◆━┓ 
┃ ┃「自由とは何か」 
┗━◆━━━━━━━━━◆ 



そもそも西洋と東洋で、 

自由に対する考え方が、 

異なっていることを 

認識する必要があります。 



英語で自由とは、 

「free from」 と表現します。 

これを日本語に翻訳すると、 

「~からの自由」という表現になります。 


つまり、 

何か外的なことの束縛から 

解放されることが、 

英語の「free」の意味となります。 


しかし、日本語の「自由」は、 

読んで字のごとく、 

「自らに由来すること」であり、 

自分の本質に立ち戻ることが、 

自由の真の意味となります。
 


この点において、 

日本語の「自由」と 

サスクリット語の「カイヴァリア」は、 

同じ意味となります。 



そしてこれを更に、 

別の日本語で表現すると、 

「独尊」と言う表現となります。 


何ものにも依存しない、 

完全独立した意識で、 

深く満たされていることを意味しております。
 


そして、そこに至る心の境地として、 

サマディーがあります。 


サマディーとは、 

こころの動きが調和され、 

動いていない状態です。
 


こころが動かないとは、 

何かこころが冷たい状態のように感じますが、 

実際は限りなく 

満たされているから動かないのです。
 



そもそも、 

こころはなぜ動くのでしょうか。 


この根源的な問いについて、 

すこし考えてみましょう。 


この主題について考えることは、 

非常に大切なことだからです。 


そもそも自分のこころが、 

なぜ動くのかを知らないで、 

人生を送っていることは 

自分にとって大きな損失だからです。 


今こそ、 

そのこころのメカニズを理解して、 

主体的に独立した意識で 

人生を送る決意が必要です。
 


そして、そのメカニズムついては、 

古来より伝わる 

ヨガの経典に書かれているのです。 


さて、 

こころが動く「原因」について、 

何がお気づきの点があったでしょうか。 




こころが動く原因は、 

「欲望」です。 


そして欲望の本質は、 

「欠乏感」です。
 



常にこころは欠乏感から、 

何が満たそうと 

自分の外に何かを求める為、 

こころは常に動いているのです 


そして、 

そのこころの動きは、 

怒り、焦り、悲しみ、驚き、苦しみ、喜びとなって 

表現されるのです。
 


その為サマディーとは、 

欲望のない状態、 

逆に言うと、 

完全に満たされた状態ということになります。 


ではどのようして、 

我々はサマディーに至ることができるのでしょうか。 


それがヨガスートラには、 

解説されているのです。 



◆━┓ 
┃ ┃「サマディーに至る道」 
┗━◆━━━━━━━━━━━◆ 


ヨガ・スートラの第一章では、 

サマディーの種類と 

それに至る方法が、 

具体的に解説されています。 


その具体的方法の一つが、 

いま現在体験している現象を、 

以下のように分析して、 

明快な事実に至る方法です。 


具体的には、以下の4つの段階があります。 


 第一段階 ヴィタルカ  
  

 肉体と自己の本質を見極める。 

 普通、肉体が自分自身として意識され ます。 

 しかし、 

 肉体が老化したり、 

 病気になったとしても 

 魂は老化したり、 

 病気になったりしません。 

 このように、 

 肉体と自己の本質は異なるもの 

 として認識する段階です。
 


 第二段階 ヴィチャーラ  


 五感や呼吸と自己の本質を見極める。  

 五感で感じ事に執着して、 

 普段はその対象物と 

 自分を同一化してしまいます。 


 その為自分が大切にしていることが、 

 壊れたりすると、 

 自分が壊れるように感じます。 

 例えば、人からの評価を失うと、 

 自分がダメになってしまうように感じ ます。 

 しかし、五感で得たものと 

 自己の本質は 

 違うものであることを認識する段階です。
 


 第三段階 アーナンダ  


 心の動きと自己の本質を見極める。 

 そもそも、こころの動きの根底に 

 存在するものを見極める。 

 具体的には、その全ての根源は 

 「欲望」であることを認識する段階。
 



 第四段階 アスミタ  

  
 自意識と自己の本質を見極める 

 「私」という意識と、 

 自己の本質の違いを見極める。 

 人は、「私」のことで 

 頭が一杯になると 

 苦しみを感じます。 

 しかし、自己の本質は、 

 逆にこころに満足を与えます。 

 その為「私」と自己の本質の違いを 

 明確に認識する段階です。
 


こうした工程で、 

自己分析をすると 

初めてこころの静寂が訪れるのです。 


その4つのヨガスートラの 

自己分析手法を 

日常生活に取り入れることで、 


こころの静寂を得ることが出来ます。 

このように、ヨガの哲学は 

実践の哲学であり 

こころを科学的に 

分析する手法でもあります。
 




 メールマガジン 【スダルシャナヨガ通信】  

 発行責任者:ユキオ  豊浦幸雄  
 公式サイト:http://sudarshanayoga.com/ 




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毎週木曜日
参加費   1500円

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