なんだかんだで随分更新が滞ってしまいました。
今月はなんとローゼンクランツ貝崎さんが主催で行うということでいってきました。
何というか、カイザーゲージとかその製品のぶっ飛んだ発想と価格で有名なメーカーです。
特にインシュレーターが有名ですが、ヤフオクでも常に高額で取引されることからも熱狂的なファンがいるのは間違いありません。
今回はそんなローゼンクランツの新製品「RK-AL12/Gen2」
を徐々に対策していって、どこまで鳴るかという内容でした。
先にシステム紹介を。
スピーカーは前述のとおり「RK-AL12/Gen2」です。
![喰らうオーディオ!!!-ローゼンクランツ](https://stat.ameba.jp/user_images/20111225/19/pure-audio-blog/da/4c/j/t02200293_0800106711693721669.jpg?caw=800)
ペア、スタンド付きで30万円と当ブランドの中で際立ってお買い得です。
どうやらSPとしては初の量産らしく、そもそも価格を下げることを前提に作成したようです。
ユニットはマークオーディオ社のAlpair12です。
12センチ一発で能率は90dbと高めで、ここが重要らしい。
箱自体はちょっと大きめのブックシェルフです。
スタンドは独特の形ですがスタンド込みの設計らしく、スタンドとSP間のインシュも不要とのこと。
デザインは正直ちょっといただけませんが、ピアノ仕上げ自体は綺麗です。
中も吸音材無しで、同社のハミングバードという小物を使ってチューニングするなど、かなり同社のノウハウを詰め込んだようです。
さらに購入すると
漏れなく貝崎氏が訪問納品します!!
これは激アツ、色んな意味で凄い・・・。
当日はCDのみで、
トラポはayonのCD-7です。
![喰らうオーディオ!!!-ayon CD-07](https://stat.ameba.jp/user_images/20111225/19/pure-audio-blog/5f/23/j/t02200165_0800060011693723679.jpg?caw=800)
DACはGlasstone MY-D3000
![喰らうオーディオ!!!-dac](https://stat.ameba.jp/user_images/20111225/17/pure-audio-blog/d9/00/j/t02200165_0800060011693510541.jpg?caw=800)
横浜にあるマイナーなガレッジメーカーです。
DACチップに32BITのAK4399を使ったDACのようです。
もちろん貝崎氏によってチューニング済みです。
プリはローゼンクランツ
![喰らうオーディオ!!!-ローゼンクランツ](https://stat.ameba.jp/user_images/20111225/17/pure-audio-blog/fe/c2/j/t02200165_0800060011693510542.jpg?caw=800)
持つと小型ながら重いです。
なぜかインシュが使われていなかったのですが、
インシュ無しで音造りがなされているのかもです。
パワーアンプはayonの真空管プリメインを使いました。
![喰らうオーディオ!!!-ayon amp](https://stat.ameba.jp/user_images/20111225/19/pure-audio-blog/83/ca/j/t02200165_0800060011693723680.jpg?caw=800)
始まって早々貝崎さんの昔話&苦労話がスタート
これはマズイ・・・という危険な空気が漂う中
何とかオーディオ論が始まりましたw
オーディオの衰退に関して『良い音が鳴りにくくなったから』というのが氏の持論でして。
氏のオーディオが鳴らなくなった理由は2点あるとのこと。
・電源が汚染されたため
⇒これは色々なところで言われていますが、デジタル機器の台頭によって特にクリーンな状態で鳴らせるお店が無くなったということです。
・2点目の説明はありませんでした・・・orz
私はとっても気になったので後ほど説明を伺ったところ
『能率が低いスピーカーが増えた』からとのこと。
本意のほどは結局のところ理解できな部分もありましたが私の拙い経験から考えますと。
元々昔よりもアンプのパワーが上がったからSPの能率を下げても良くなったというのが通説です。
ところが実際のところ、鳴らし切る=「駆動力のあるアンプに御世話になる」という構図が崩れることはあまりなく、特に低音を鳴らし切るには途方も無い物量のハイエンドアンプが必要なのかなと思います。
能率が高ければ即日的に良い音が出るとも限らないと思いますが、結局のところ「鳴らし切る」には能率が高いほうが近道っていうのはあるのかな~と思いました。
弱音部の再生にも有利ですしね。
で。肝心の音の印象ですが。
最初はハイ上がりできつい。
ボーカルは非常に良い。
って感じで正直ちょっとねというレベルでした。
ところが音楽流しながら、
インシュレーターをセットし、
spアタッチメントを追加し、
置き場所の調整していき段々音は良くなっていきます。
ところどころ、ほんまかいな?的な微調整もありましたが、ともあれ最初と最後では別次元の音に仕上がりました。
音に立体感が出て、音場も広く。
ベースの躍動感やピアノの質感が向上。
全体に滑らかで躍動感が良くなって聴いてて楽しいです。
最初に掛けた曲を最後にも掛けましたが
皆さん聞き入ってましたね。
こりゃあかん買ってしまうーと感じるほどに見事なチューニングです。
アクセサリーとセッティングだけで短時間でここまで追い込むのはお見事という他ないです。
なんと!当日の参加者はランチ奢ってくれたら
一度無償で訪問セッティングしていただけるようなので
一度お願いしようと思います。
ちょっと怖いですけど(汗)
お読みいただきありがとうございました。
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