PCオーディオとシルヴァンとオリジナルノーチラスを求めて 【前編】
重量 ★★★
年式 ★★★★
凄み ☆☆☆☆
※基本ざっくばらんですが、星のつけ方はこちら
今回のオーディオマニア訪問は
『シルヴァンの森に住む宇宙人とオウムガイが今回の主役』というと随分メルヘンチックな話ですが、例によってオッサンとオッサンがガチンコでぶつかり合う熾烈なオーディオ訪問です(笑)
イメージ図 by「超劇画・聖徳太子」より
今回はとにかくトピックスが一杯の訪問になったのですが、
はたから見ればタイトル通り、PCオーディオとシルヴァン(ルームチューン)とオリジナルノーチラスがポイントだと思われます。
家主曰く、本質的な要所はオーグラインと日東紡とケーブルを含むノイズ対策の3点らしいですが。
(厳密には各々の3人がキーマンらしい。)
特に部屋に関しては隙間を探すのが大変なほどルームチューニング材が施されております。
ルームチューニングに関しては私は「そんなやらなくていいでしょ?」派です。
理由は単純明快。音では無くて居住性を考えると嫌です。
私も人の子なので「我が家の音が一番」と思ってるタイプですが、別に「一番音が良いから」と思っているからではなくて「一番居心地が良いから」が実際の所だと思います。
なので私は常々「例え音が良くてもシルヴァン買うぐらいなら、タリアセン買うわ!」と考えている人です。
オシャレで高級な照明スタンドです。
とは言ってもルームチューニングに関しても気になるのがマニアの性ですので勉強にしに伺った訳です。
とりあえずシステム紹介。
RGPC 400Pro
前段用の電源です。性能とボッタクリ価格に定評があり平行輸入品をたくさん見ますねw
パワーアンプ側の装置は確認するの忘れました。
マイ柱すら持っていても全く不思議の無い雰囲気でしたが200V も含めて入れてないようです。
プレーヤーはPCトランスポートです。
DELLのゲーマー向け超ハイスペックタワーPC
外付けHDD(見難いですが白い箱2つです。)
確かデルが比較的最近始めたのが宇宙人のグレイのマークをかたどったエイリアンシリーズだったと思います。
PCの世界でとにかくハイスペックを要求する世界はゲームです。
詳細は知りませんが、ソフトが非常に重くグラフィックなどが高精彩であることからでしょう。場合によってはPCの性能差がゲームの勝負を決めることもあるらしいですね。
PCの選択にあたっては3点に留意したとのこと
①CPUのクロック周波数が低いものを選定
②冷却をきちんと行い動作を安定させると共に静音を狙うために水冷も導入
③筐体が頑丈であること
OSはウィンドウズ7で、再生ソフトは『Wave File Player』です。
外見にも張物があるように色々対策されている模様。
ここからファイアワイアで出力されてます。
家主は4年前からPCオーディオの黎明期から行っているとのこと。
脇を見るとエソテリックのP-0が転がってます。コラッ!
某氏の家でも転がってましたが、いらないならもらっていきたいぐらいです。。。
RME Firewire400
レコーディング向けの高級オーディオインターフェイスの定番です。オーディオで言うDDコンバーターですね。高級PCオーディオでも超定番です。
さらにクロック2台。こちらもレコーディングスタジオ系の高級機器です。
(上)Antelope(アンテロープ) ISOCHRONE 10M
(下)Antelope(アンテロープ) ISOCHRONE OCX
Berkeley Audio Design(バークレーオーディオデザイン) Alpha DAC
(あっ。メーカーサイトに寄せられたユーザーレビューって・・・)
現代最高峰のDACと誉れ高い逸品。
金満発想でメチャクチャな価格が付いてないところも好意的ですね。
高精度なデジタルボリュームがあり前段のDDコンバーターからプリレスで構成されてます。
リモコンがチープなのがいただけないですけどね。
GOLDMUND(ゴールドムンド) MIMESIS 28ME
ケーブルが上方向に盛り上がりを見せているのはオーグラインのアクセサリーです。
4ウェイマルチなのでステレオアンプ4台駆動です。
そしてスピーカーは一度見れば誰もが忘れない逸品。
B&W Nautilus
観よ!この流れるようなデザイン。
技術者は何を思って創ったのでしょうか?
スピーカーを作りたかったというよりは
『音』そのものを具現化したかったと思える作品ですね。
実際に欲しいかどうかは別にしてですけど・・・
美術館にあって欲しいデザインです。
オーディオ的には、ネットワークレスのスピーカーになっており左右別筐体のチャンデバが付属します。設計はどうやらクレルの模様。
コレだけのサイズだと重量も気になるところですが本体はファイバー製で60kgと見た目ほど重くないです。土台が50kgなんで結局重量級のスピーカーであることに間違いはないですが。
長くなったの今日はここまでです。
次回はシステムを支えるクレイジーな小技達?と音の感想などを。
後編はこちら。
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