CSEや中村製作所といったクリーン電源製品は結構な数を試してきたのですが。一方で電源タップに関してはキャメロットテクノロジーのTAP-6しか使ったことが無かったので「こりゃまずいな。そりゃもうエジプト政府並みに。」(←大袈裟)と思い比較することに。
ホントはアコリバのRTP-4ultimateが欲しいんですけど。高いし。
とりあえず定評のある入門機を試してみました。
KRIPTON(クリプトン)PB-100
![喰らうオーディオ!!!-KRIPTON(クリプトン)PB-100](https://stat.ameba.jp/user_images/20110205/14/pure-audio-blog/8c/f9/j/t02200165_0800060011027939858.jpg?caw=800)
CP(新品) ★★★
CP(中古) ★★★
デザイン ☆☆
手放せない度 ☆☆
※基本ざっくばらんですが、星の評価基準はこちら
定価は3万円程度。各種雑誌でも受賞した人気商品です。福田先生も推奨してますね。
電源フィルターを採用した電源タップで『センダストトロイダルコア採用オーディオ・ビジュアル・ピュア電源フィルター内蔵』という子供心をくすぐるメチャ強そうなキャッチコピーが付いてます。
肝心の音ですが。
全体として聞きやすくなる中庸な音です。激的な変化は期待できませんがコンセントが足りなくなった時に比較的安心して使えそうです。
一方でパワーアンプ用に使っているTAP-6と交換すると駄目ですね。明らかに音がしぼんでなまります。電源フィルターの問題だと思いますが、明らかに大容量には向いていない製品ですね。
音の傾向としてはちょっと分解能を曖昧にして聴かせている印象なので、使いどころにもよりますがシステムのレベルが上がると退場を願いたくなる製品かなーと思います。
ACOUSTIC REVIVE(アコースティックリバイブ)MTP-4
![$喰らうオーディオ!!!-ACOUSTIC REVIVE(アコースティックリバイブ)MTP-4](https://stat.ameba.jp/user_images/20110205/14/pure-audio-blog/7e/c0/j/t02200165_0800060011027961871.jpg?caw=800)
CP(中古) ★★★★★
デザイン ☆☆☆
手放せない度 ☆☆☆☆
※基本ざっくばらんですが、星の評価基準はこちら
こちらも定価が4万円弱の入門機。筐体はアルミとステンレスのハイブリッドで手に取るとズシリと来る堅牢なつくりです。コンセントはアメリカン電気の安物です。割り切った構成ですが自分で後々コンセント交換は簡単なので問題ないです。ゴム足など何も付いてません。
肝心の音ですが。
非常にクリアで高い分解能です。ややクールで高域にアクセントが出ますが低域の力感も良くでます。今回プレーヤーまわりの電源タップとして使っているですが、変化量としてはかなり大きいです。無論使う環境にもよると思いますが。
高域のクセはアコリバの音と思われ私としては結構好きですが、ちょっとやりすぎだと思ったのでサイドワインダーをインシュ代わりに使いました。バランスはちょっと改善されたと思います。
「うーん。電源タップは良いですね!」
今までやってなかったのがもったいなかったと反省です。
機を見て色々物色しそうです。この部分を工夫すれば安価に音質改善と調整ができそうな雰囲気です。
お読みいただきありがとうございました。
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