2010年の本屋大賞第1位に輝いた冲方丁のベストセラー小説「天地明察」観てきました。
お話は、
江戸の昔、日々の暮らしに直結する暦作りを正しく作り直すため、
日本で初めて挑戦した実在の人物、安井算哲が、挫折や失敗を繰り返しつつも、
妻や仲間たちに支えられ、偉業に挑む姿が描かれています。
算術は苦手ではありますが、歴史ものと星が大好き
ストーリーとしてはお決まりなものではあっても
算哲を取り巻く人間模様が本当にあたたかく描かれていて、じわーっと心にしみて、
何度も涙がでました。
そして･･･
算哲の、幼い頃に興味を持つもの、周りを忘れて好きなことに没頭してしまう性格、
惹かれていくもの、出会う人、学ぶこと、環境･･･。
そうしたものが
算哲を
日本初の暦作りという使命に導いているんだと改めて。
そう。
算哲のような大きな偉業を成し遂げる人も
そうでなくても
私たちの使命・役割って
生まれてきて歩んできた道の中に
ちゃ～んとあるのだと思います。
ストレスケアとVoiceカウンセリングを受けてくださっている
あるお客さまのVoiceの写真です。
Voiceカラーカウンセリングでは
お客さまがいろいろなお話をされていらっしゃる時に
そのエネルギーをソフトを通して見ていきますが、
左のように、エネルギーがどこかが強く現れているようなものが
大体現れます。
初めて受けられてから1年半弱。
今までにストレスケアを受けながら、
Voiceカウンセリングを何度か受けてくださっていましたが
右の写真のようにまんべんなく現れたのは初めて
この時お話されていたのは
ご自分のこれから目指していきたいこと、
夢
についてでした。私が問いかけたとき
「そんなこと今まで考えたことないです」
「今の自分ではまだまだそんな・・・」
みたいなことを散々仰っていたのですが、
未熟な自分は置いておいて
考えたことないなら
今考えて
明日変わっても言いから。
そんな話をして
頭で考える暇を与えず。
「えー・・・えっと。」
そうして、口をついて出た夢。
あーかな。
こーかな。
そんな風に思考を使ったのでも
もちろん吟味したわけでもなく
日頃から考えていたワケでもない
ある意味、自分の内側から
本心が口をついて出てきたような感じ。
それはまさに
レインボーVoice
だったのです。
それをご覧になって
想像もしなかったところに
連れてきてもらえたようなと。
自分は今まで夢も希望も持ったことがなかった。
こんなこと考えたのも初めて。
こんな自分と出会うなんて思いもしなかったけれど・・・。
それでも
今ならわかる気がします。
今まで歩いてきた道が
辛いことも悲しいことも
考え方も
みいんなここに至るまでに
必要な道だったのですね。
「天地明察」と何の関係もないように思われるかもですが
私はこの映画を見ながら
その時の会話を思い出していたのでした。
紆余曲折しすぎて疲れてしまった。
霧の中にいるようで
自分がどっちを向いているのかわからない。
生きてる意味がわからない。
自分が好きじゃない。
そうして悩み、
苦しみ、もがきながらも
人生を諦めない方たちが
今日もカウンセリングを受けにいらして下さります。
毎回出会う方たちと向き合いながら
本当の自分らしさに
出逢えた瞬間を
目撃出来ることに感謝の日々です・・・・
。