週末、
トランスパーソナル心理学のワークショップに参加しておりました。
「トランスパーソナル」の「トランス」は、「trans」。
「越えて」「超越して」「…の向こう側の」という意味です。
ちなみに、間違われやすい「trance」は、
「夢うつつ」「ぼう然自失」「忘我(の境)」。
「トランスパーソナル」とは、
「個(自我)を超える」
という意味。
人間が、個人的な欲求だけに囚われず、他者や社会とつながり、
共に生きる喜びを取り戻せるような生き方を模索する心理学です。
現代心理学の枠の中に、古今東西のスピリチュアリティな知恵を取り入れたもの。
スピリチュアル・宗教といったものには
人間の悩み、苦しみを救う知恵がかくされています。
こうした、科学的に証明されていないものを
科学的に証明していこうとしています。
ほんとうの自分とは?
本当の自分の生き方、しあわせとは?
「私のしあわせ」や「自己実現」それは大切なこと。
でも、それに執着し追い求めているうちは、ほんとうのしあわせは手に入らない、という心の法則。
私を超えた向こうから届けられる「人生の呼び声」に耳を傾けること。
自分のしたいこと、希望や願望を実現するのでなく、
「自分分がこの世に生まれてきたことの意味と使命」を
「この人生であなたが果たすよう求められている何か」を、実現しながら生きること。
これがトランスパーソナル心理学の説くほんとうの幸せへの道。
心の充実への道なのだそうです。
お盆のこの時期にぴったり(笑)
ということで、
毎年この時期に開催されているようです。
ワークショップでは
「私はなぜこの世に生まれてきたのか」
こうした問いに対して、
人生から送られてくるさまざまなメッセージに耳を傾ける方法を、
「前世」「生まれかわり」「守護霊」といったスピリチュアルな観点から
考えていきました。
つづく・・・