噂には聞いていたけど、まさか自分が引っかかるとは...。
今から思えば、冷静に考えたらあり得ないのに引っかかるとは...。
事件は、ある平日の早朝に起こりました。
コロナのせいで完全自宅勤務になって、もう半年ほど経ちます。
私がお勤めする会社は朝が早く(夜型人間なのに🦉)、朝7時の出勤です(もう一度、夜型人間なのに🦉。)
通勤時間がなくなったのをこれ幸いに、起床時間がだんだん遅くなり、しまいには始業10分前に起きて、歯磨きをしながら火急のメールがあるかどうかチェックするという自堕落な生活ペースにはまってしまっていました。
その日の朝、いつものようにメールを読んでいると、珍しく社長からのメール。
普通は、メールアドレスを確認するんだけど、そのときは6時半に送られてきたメールに7時10分まで返事せず焦っていたので、しなかった。(詐欺メールだと、社長@会社名.com のはずが、ayashiiaddess@hotmail.comとかになっている)
「個人的に、急ぎで頼みたいことがあるんだけど、電話番号教えてくれる?メッセージ送るから。」
人事に聞けばわかるのに、朝早いから来てないのか(技術系と工場は7時から、事務と営業は9時からなので)。いいっすよ。と、携帯から、メールにあった番号にメッセージを送ってみた。
「何の用ですか?」
「悪いんだけど、最寄の開いてるスーパーに行って、Google Playのギフト券5枚買ってきてくれないかな。」
自宅で仕事してる人間にいちいち頼むか、ふつー?と思ったけど、もともと非常時で人も少ないオフィスだから他に頼む人がいなくて、近くに住んでて頼みやすい奴に頼んだかと理解しました。
(その時点で気づけよ。)
「1枚につき、$100お金入れてほしいんだ。会社に来てくれたら経理に払わせるから。」
「全部で500ドルか、高いな~」と思いながら、自分のカードで払う。お客さんが来てて、ギフトに渡そうとしてるのかと勝手に解釈。
(その時点で気づけよ。)
実はその時点で社長に電話してみたけど、でなかった。(不幸)
「お金払ったら、カードの裏の番号が記載してあるところ、写真にとって送ってくれる?」
その店からは車で20分くらいなのに、それまで待てないのかとちょっとムカつきながらも言われたとおりに写真を送る。今から会社に向かいます、と付け加えた。
(その時点で気づけよ。)
運転中、またもやメッセージが入る。
「悪いけど、もう1軒行ってカードを買い足してくれないかな?」
そこではじめて、なんかおかしいと気が付いた。もしかして、これって詐欺?
「社長さんよぉ、疑って悪いけど、私の課のマネージャーの名前言ってみてくれる?」
「どうしてそんなこと聞くの?心配ないよ。ボク、○○(社長の名前)だから。」
この時点で既に(というかやっと)詐欺だと気が付いたので、言葉も乱暴。
「信じて欲しけりゃ顔写真撮って送ってこいよ。」
待っている間に、ギフト券の金額をすべて自分のGoogleの口座に移す。
(これで、不正に自分のお金が第三者に渡ることは防ぎました。)
5分経って送られてきたのは、オンタリオ州にある支店の支店長の顔写真でした。
「大はずれ。やり直し。」と返事したら、それからメッセージを送ってこなくなりました。
会社のIT課から、「社長の名を語った詐欺メールが横行しています。皆さんご注意ください。」というメールが送られてきたのは、それから30分経ってからのことでした。
Google Playなんかに500ドルも入れてどーすんの?使い道ないんですけど!!!
教訓
朝起きたら、余裕を持って、ちゃんと目が覚めてから仕事に臨みましょう。


























