◆1/9「教育の未来」MTG
久しぶりに、「教育の未来」のミーティングを持ちました。
”2030ビジョン”プロジェクトでは、2010年1月~6月に、
『 ⇒ 教育をテーマとしたフォーラムや検討会』を 計4回、開きました。
また10月の『⇒ リヒテルズ直子さんの講演会レポート』 を
きっかけに、一度 文科省でミーティングを持ちました。
”2030ビジョン”プロジェクトの、教育に対する視点は以下です。
⇒ 「未来への教育のあり方」 pdf.
さて、2011年、本格的に検討を深めることになりましたので、
まず今後の進め方を考えるためのミーティングを有志で開きました。
1月9日(日)14:00~17:30、東大駒場キャンパス会議室に
熱い想いを抱いた5人が集まりました。
◎ 新井 征太郎 さん ・・・ 最近、話題の「花まる学習会」
◎ 川崎 知子 さん ・・・ 東京都小学校教員 (花の1年生担任)
◎ 小林 克彦 さん ・・・ 東京大学大学院 総合文化研究科 (花の広域科学専攻)
◎ 平井 里沙 さん ・・・ 多様な教育を推進するネットワーク会員(花の会社員)
◎ 中山 弘 さん ・・・ ”2030ビジョン”プロジェクト (花の世話人)
小林さん (中山) 新井さん 平井さん 川崎さん
■はじめに、「問題意識の共有です」

いろんな意見をポストイットに書いて貼り付けていきます。

ここで出てきた主な意見は
・時間に追われる小学校生活 ⇒ 成長に伴ってモチベーション低下
・学ぶ喜びを知らずに学校にいく
・何のために学ぶか分からないまま進学
・大学を出ても社会に役立つ能力が足りない、仕事もない
・親の教育力の低下
・塾に行かせているという安心感
・大学に行かないとダメという強迫観念
・子どもの進路を周りが決めつける
・教員の時間がなく、教員間の連携も希薄
・教員の多様性が認められず、意欲が低下する
・受験中心の高校教育
・学校の閉鎖的性格
・現場に任せず管理したがる行政
・教育予算がないので人を増やせない
・形式主義の教育制度
・国のエリート教育としての大学の役割曖昧
・大人が子どもの手本にならない(なれない)
・学ぶこと以外の楽しいことが多くなり過ぎた
・学歴偏重の社会価値観
・人間同士のコミュニケーション不足
などなど
出てきた意見は、とても幅広かったので、
教育ステージ [幼児期 ⇒ 小学校 ⇒ 中学校 ⇒ 高校 ⇒ 大学(高等教育)] と、
領域[生徒・学生 家庭・親 学校 行政 社会]のマトリックスで整理してみました。

「生徒・学生」・・・教育を受ける側の問題をつくりだしているのは、
「家庭・親」「学校」「行政」そして「社会」であるのは言うまでもありません。
ゆえに総合的に捉えて解決していくことが必要です。
■さらに、より本質的なところについても意見を交わしました。
その結果、
”「教育の意義」を捉えなおすことが必要ではないか”
特に、
◎ 「何のために学ぶか」をきちんとしたい
◎ 「高等教育の位置づけ」をきちんとしたい
という話になりました。
■次に、今後取り上げていきたいテーマを考えます。

・・・やらせっぽい画像だというご批判を受けそうな絵ですが (笑)
▽ ここで抽出されたのは以下のようなテーマ(課題)です。
この辺りを、どういう括り方や優先順位で考えるかは、別途、検討していきます。
ある程度、整理できたところで、関心のある皆さまとともに検討会を開きます。
ご期待ください。
参考までに、上の 3枚の図の pdf.は以下からダウンロードできます。
⇒ 『 1月9日教育MTG 視点』 pdf.
■ 最後に、今後どういう進め方をしていくかを考えました。
1.教育に関するいろんな視点が抽出されたので、継続して検討していく
・まだテーマは限定せずに、括り方と優先度を考えて絞り込んでいく
・課題と解決策の方向性をある程度考えたうえで、皆で吟味したい。
2.さまざまな意見を取り入れていくために、ネットを上手に活用する方法もある
・ ウィキペディアみたいに ”ビジョンメディア” のようなサイトを作ったらどうか
~いろんな意見を出してもらって、編集していく
~他にビジョンを考えてるグループがあれば、それも掲載する
~国のビジョン、各省庁のビジョンがあればリンクする
・WEBとSNSの併用でより効果を出せる方法があるのではないか
3.そうは言っても、”2030ビジョン”の特色は、リアルの話し合い
・ 検討会のような皆で考える場を大事にしたい
・ 影響力のあるメディアや有識者にも意見をもらってレベルアップと浸透に繋げたい
4.ここで考えている「教育の未来」をどう実践に結びつけるか?
・ 国を動かす努力はするが政策に反映するのは簡単ではないかもしれない
・ 民間の草の根の結びつきで、世論を動かせると良い
・ 地方自治体に働きかけるのも有効だと思う
・ 世の中の環境が激変していくだろうから、協力者は増えると思う
・ いずれにしても、人のツナガリが大切
ということで、継続して考えていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
------------------------------------------------------------
なお、この機会に”2030ビジョン”全体の纏め方についても、意見交換をしました。
・ビジョン原案は、子育て、教育、はたらく、医療・介護、財政赤字、経済、
食料、エネルギーなど全領域をカバーしているが、範囲が広すぎる。
⇒どこかに特化したほうが良いのではないか?
・ 全領域をやっているから、産業構造や、財政についても考えることができる
・ ただし、広く浅くなることは否めないので、Π型で、一部は深くやりたい。
・ 子育て、学ぶ、はたらく、の人生の初めのほうを、深めていくことにしたい。
※ まずは教育に特化したいという意見もありました。
参考までに、”2030ビジョン原案”は以下です。
■(パート1)【全体の方向性】
『”2030ビジョン”原案 たたき台』
今後、より具体的な中身を考えていきます。
ご期待ください。
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”2030ビジョン”プロジェクトでは、2010年1月~6月に、
『 ⇒ 教育をテーマとしたフォーラムや検討会』を 計4回、開きました。
また10月の『⇒ リヒテルズ直子さんの講演会レポート』 を
きっかけに、一度 文科省でミーティングを持ちました。
”2030ビジョン”プロジェクトの、教育に対する視点は以下です。
⇒ 「未来への教育のあり方」 pdf.
さて、2011年、本格的に検討を深めることになりましたので、
まず今後の進め方を考えるためのミーティングを有志で開きました。
1月9日(日)14:00~17:30、東大駒場キャンパス会議室に
熱い想いを抱いた5人が集まりました。
◎ 新井 征太郎 さん ・・・ 最近、話題の「花まる学習会」
◎ 川崎 知子 さん ・・・ 東京都小学校教員 (花の1年生担任)
◎ 小林 克彦 さん ・・・ 東京大学大学院 総合文化研究科 (花の広域科学専攻)
◎ 平井 里沙 さん ・・・ 多様な教育を推進するネットワーク会員(花の会社員)
◎ 中山 弘 さん ・・・ ”2030ビジョン”プロジェクト (花の世話人)
小林さん (中山) 新井さん 平井さん 川崎さん
■はじめに、「問題意識の共有です」

いろんな意見をポストイットに書いて貼り付けていきます。

ここで出てきた主な意見は
・時間に追われる小学校生活 ⇒ 成長に伴ってモチベーション低下
・学ぶ喜びを知らずに学校にいく
・何のために学ぶか分からないまま進学
・大学を出ても社会に役立つ能力が足りない、仕事もない
・親の教育力の低下
・塾に行かせているという安心感
・大学に行かないとダメという強迫観念
・子どもの進路を周りが決めつける
・教員の時間がなく、教員間の連携も希薄
・教員の多様性が認められず、意欲が低下する
・受験中心の高校教育
・学校の閉鎖的性格
・現場に任せず管理したがる行政
・教育予算がないので人を増やせない
・形式主義の教育制度
・国のエリート教育としての大学の役割曖昧
・大人が子どもの手本にならない(なれない)
・学ぶこと以外の楽しいことが多くなり過ぎた
・学歴偏重の社会価値観
・人間同士のコミュニケーション不足
などなど
出てきた意見は、とても幅広かったので、
教育ステージ [幼児期 ⇒ 小学校 ⇒ 中学校 ⇒ 高校 ⇒ 大学(高等教育)] と、
領域[生徒・学生 家庭・親 学校 行政 社会]のマトリックスで整理してみました。

「生徒・学生」・・・教育を受ける側の問題をつくりだしているのは、
「家庭・親」「学校」「行政」そして「社会」であるのは言うまでもありません。
ゆえに総合的に捉えて解決していくことが必要です。
■さらに、より本質的なところについても意見を交わしました。
その結果、
”「教育の意義」を捉えなおすことが必要ではないか”
特に、
◎ 「何のために学ぶか」をきちんとしたい
◎ 「高等教育の位置づけ」をきちんとしたい
という話になりました。
■次に、今後取り上げていきたいテーマを考えます。

・・・やらせっぽい画像だというご批判を受けそうな絵ですが (笑)
▽ ここで抽出されたのは以下のようなテーマ(課題)です。
この辺りを、どういう括り方や優先順位で考えるかは、別途、検討していきます。
ある程度、整理できたところで、関心のある皆さまとともに検討会を開きます。
ご期待ください。
参考までに、上の 3枚の図の pdf.は以下からダウンロードできます。
⇒ 『 1月9日教育MTG 視点』 pdf.
■ 最後に、今後どういう進め方をしていくかを考えました。
1.教育に関するいろんな視点が抽出されたので、継続して検討していく
・まだテーマは限定せずに、括り方と優先度を考えて絞り込んでいく
・課題と解決策の方向性をある程度考えたうえで、皆で吟味したい。
2.さまざまな意見を取り入れていくために、ネットを上手に活用する方法もある
・ ウィキペディアみたいに ”ビジョンメディア” のようなサイトを作ったらどうか
~いろんな意見を出してもらって、編集していく
~他にビジョンを考えてるグループがあれば、それも掲載する
~国のビジョン、各省庁のビジョンがあればリンクする
・WEBとSNSの併用でより効果を出せる方法があるのではないか
3.そうは言っても、”2030ビジョン”の特色は、リアルの話し合い
・ 検討会のような皆で考える場を大事にしたい
・ 影響力のあるメディアや有識者にも意見をもらってレベルアップと浸透に繋げたい
4.ここで考えている「教育の未来」をどう実践に結びつけるか?
・ 国を動かす努力はするが政策に反映するのは簡単ではないかもしれない
・ 民間の草の根の結びつきで、世論を動かせると良い
・ 地方自治体に働きかけるのも有効だと思う
・ 世の中の環境が激変していくだろうから、協力者は増えると思う
・ いずれにしても、人のツナガリが大切
ということで、継続して考えていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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なお、この機会に”2030ビジョン”全体の纏め方についても、意見交換をしました。
・ビジョン原案は、子育て、教育、はたらく、医療・介護、財政赤字、経済、
食料、エネルギーなど全領域をカバーしているが、範囲が広すぎる。
⇒どこかに特化したほうが良いのではないか?
・ 全領域をやっているから、産業構造や、財政についても考えることができる
・ ただし、広く浅くなることは否めないので、Π型で、一部は深くやりたい。
・ 子育て、学ぶ、はたらく、の人生の初めのほうを、深めていくことにしたい。
※ まずは教育に特化したいという意見もありました。
参考までに、”2030ビジョン原案”は以下です。
■(パート1)【全体の方向性】
『”2030ビジョン”原案 たたき台』
今後、より具体的な中身を考えていきます。
ご期待ください。
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