日本の夏休みよりも一足早く、コスタリカの学校では

「キンセ・ディアス」と呼ばれる休みに突入。

「キンセ・ディアス」とは「15日間」という意味。

その名の通り、15日間休みが続く。

基本的にコスタリカの学校は2学期制。

2月から6月までが1学期、7月下旬から12月までが2学期。

1月は丸々休み。

キンセ・ディアスは1学期と2学期の間の休み。

その他、1学期の途中、3月末から4月初めにかけて

セマナ・サンタという1週間ほどの休みがあるが

長期休暇の日数自体は、実は日本よりも少なかったりする。

とはいえ、完全週休2日制の上

記念行事があるから休み

職員会議があるから休み

教師が来ないから休み(!)

といった調子のため、傍から見ている限り

休みが少ないという印象は受けない。

なお、コスタリカの人々は「乾季」を「夏」、

「雨季」を「冬」と呼ぶ。

今は雨季のため、キンセ・ディアスは

彼らにとって「冬休み」ということになる。

ややこしい…。


家の近くで、小型犬ほどの大きさの見慣れない動物を発見。


オポッサム


逃げ出すかな、と思いつつ近づいていくと
逆に動かなくなった。
しばらくの間、すぐ側で見ていたが、微動だにしない。
どうやら、死んだフリをしているらしい。


こいつはオポッサムといって、一見でかいネズミのようだが
カンガルーやコアラと同じく

腹部に子育て用の袋を持つ有袋類。

敵に襲われると、死んだフリをしてやり過ごすそうな。

相手によっては、そのまま本当に死んでしまいそうな気もするが…。


数十分後、同じ場所を通りかかったところ
オポッサムの姿は消えていた。

今度出会うときは、もう少し自然な姿勢で死んだフリをしてくれ。

頑張って絵を描いてくれた子供達にご褒美を、

ということで、環境絵画コンクールの会場である

首都サンホセの国立博物館で表彰式を行った。


式には

特に素敵な絵を描いてくれた子供達約30人とその保護者、

コンクールの開催に協力して頂いた省庁や市役所の方など

約120人を招いた。


表彰式


式の間、緊張のためか子供達の表情は堅かったが

式が終わると、笑顔がこぼれていた。

真夜中、激しい腹痛に耐え切れず

救急車で病院へ。


痛みもすごかったが

その後に受けた救急医療もすごかった。


まず、救急車。

電話してから到着まで、1時間

病院までの最高時速、120km


病院に着いてからは、しばらくほったらかし

その後、待合室、診察室、検査室等をたらい回し

看護婦に道を尋ねると、ため息

しかも


道は警備員に聞け


という、素晴らしい分業ぶり。

薬剤師は患者の名前を間違えたまま確認しないし

医師に検査結果を聞くと


「腹に細菌がいるが、どんな種類かはわからない


という、頼もしい返事が。


結局、食中毒だったらしいが、原因となった食品は不明。

自分でも心当たりなし。


検査を終え、点滴を打ち、薬をもらう頃にはすっかり夜が明けていた。

どうにか痛みは治まったが、色々な意味で疲れ果てた。


二度と彼らのお世話にならないためにも

今後、体調管理には十二分に気をつけなければ。

3月から準備を進めてきた環境絵画コンクールを遂に開催。


4回目となる今年のテーマは
「清潔で自然と調和した町」。
コスタリカ各地の小学校から2200枚を超える作品を集め
そのうち176枚を首都サンホセの国立博物館に2週間に渡り展示。


単に上手いだけではなく、独特なデザインや色使い、
メッセージを持つ絵も多く、展示作業も楽しめた。


絵画コンクール


開催初日、早速来場者が。
子供達の絵を見て、環境について少しでも考えてもらえたら
開催した甲斐があるというもの。

「清掃活動」という地味な言葉も

スペイン語にすると華やかな響きに…?


ということで先週末、海岸を中心に地域のゴミ拾いを実施。
以前から住民参加による清掃活動を考えていたところ
コスタリカ各地の海岸で清掃活動を実施している団体から
ちょうどオファーを受け、協力することに。


雨季にもかかわらず、当日は晴天。
小学生を中心に約150人の住民が参加。
朝7時集合と連絡していたが
お約束通り、始まったのは8時過ぎ。


清掃イベント


が、こちらの予想以上に作業は順調に進み
予定時刻よりも1時間早く10時には解散。
また、アルミ缶やペットボトルは分別し
業者に買い取ってもらった。
ちなみに、アルミ缶約13kgとペットボトル約104kgで
約20000コロン(約4500円)。


準備段階では、地域団体間の対立が浮き彫りになったりして
正直どうなることかと冷や冷やしていたが
どうにか無事終了して一安心。


道端にゴミが無い状況は長くは続かないだろうが
今回の清掃活動をきっかけに
住民にゴミについて少しでも考えてもらえたら幸い。
特に、ゴミを分別すればリサイクルできる
(より直接的に言うなら、金になる)
というところから、ゴミ分別→リサイクルという動きを
今後広めていければな、と。

今週末、地元の小学校と中・高校を巻き込んで
地域の清掃活動を行うことに。
そこで、子供達の意識向上のためと
小学校の校長にねじ込んで強引に授業を実施。


今回は先日製作した環境教育用のビデオを利用。
(クレジットに名前が入っているだけで
ほとんど製作に関わっていないが…)


パペットを使った作品で
地球は美しい星だと聞いてやって来た異星人が
たまたま出会った小学生と一緒に
不思議な博士からゴミ問題についてレクチャーを受ける
という、NHK教育テレビ風な内容。
といっても、コスタリカの厚生省やゴミ処分場の
職員に対するインタビューなども交えられており
大人でもコスタリカのゴミ問題の現状について
考えさせられるような作品。
もちろんスペイン語。


小学校にあったTVは盗まれてしまったということで
自分のノートPCを持ち込む。
普段は持ち運びに不便なA4サイズの画面が
今日は頼もしく見えた。


子供達の反応は上々。
外国人がなんちゃってスペイン語で行う説明よりも
やはり映像には説得力がある。
とはいえ、長さ二十数分のビデオの半分を過ぎる頃には
子供達の集中力も切れてきてしまうが。


Eco Lab


清掃活動での子供達の活躍に期待。

こちらの時間で正午前に終わったW杯開幕戦は
結局4-2でドイツが勝利を収めた。


近くのバーで開幕戦を見ていたが
小さな店内には20人ほどが集まっており
昼間からビールを片手に、点が入ったと言っては騒ぎ、
点を取られたと言っては騒いでいた。


試合終了のホイッスルが鳴ると、一斉に拍手が起こった。
試合中、防戦気味のコスタリカに対して

ブーイングが続いていたため、意外な気がした。

近くのおっちゃんに
「負けて悔しくない?」
と尋ねたところ
「ドイツ相手によくやった!」
とのこと。
コスタリカサポーターは心が広い。

いよいよW杯開幕だが
開幕戦は開催国ドイツ対我らがコスタリカ。
こちらの時間で午前10時から始まる開幕戦を控え
コスタリカは大盛り上がり。
道端にはコスタリカの国旗を振っている人がいるかと思えば
「ビバ!コスタリカ!」
と叫んでいる人もいる。


ちなみに、今日は役所は休み
なんと大統領の指示だそうな。
まあ、開いていたところで職員達は
気もそぞろで仕事にならないだろうが。


地元では漁師達が軒並み仕事を休むらしい。

バーやレストランに集まって、みんなでTV観戦するようだ。
商店も試合の間は一時閉店するところが多い模様。
もちろん、間借りしている漁協事務所も
午前9時半で店仕舞いとのこと。


さてと、どこで試合を見ようかな。

地元漁協の仕事の1つに、漁船への燃料供給がある。
ガソリンを一括購入して、市価より安く漁師に提供する。
今までは、40kmほど離れたガソリンスタンドから定期的に
タンクローリーが来ていたのだが
それでは不便ということで、地元に給油所を設置することに。


燃料タンク設置場所の工事風景。
コンクリートを打設しているところ。

ノーヘルどころか上半身裸のおっちゃんが

適当にミキサーへ材料を放り込んでいる様子を見ていると
ちょっと不安に…。


コンクリ打設