地域の小学校から環境絵画コンクールへの作品を
一通り集め終わったため、地方選考会を行うことに。
集まった268枚の絵の中から16作品を選び出し、本選へ。
選考には教育省と地元市役所の職員、そして
近くの小学校および中・高校の美術教師の協力を頂いた。
力作揃いだったため、選考は難航し2時間に及んだ。
選考が終わる頃、一人のおっちゃんが部屋に入ってきた。
テープレコーダーに向かって何かつぶやいているな、と思っていたら
突然、そのテープレコーダーを自分に向けてきた。
そして
「ラジオ局の者だけど、昼からの番組で
このコンクールについて話すから、何か言ってくれ」
とのたまった。
「オンエア1時間前に、まだ取材してるんかい!?」
というツッコミを心の中で入れつつ
「只でさえアドリブきかないのに
いきなりスペイン語でコメントできるかい!」
と頭をフル回転させていると
隣にいた教育省の職員が
「じゃあ、私が代わりにしゃべってあげる」
と、前もって話すことを考えていたのかと思うほど流暢に語り出した。
続いて、市役所の職員も同様にインタビューに答えていた。
「子供達のために…」
といった二人の素晴らしい台詞を耳にしながら
「子供達だけではなく、子供達の描いた絵を通して
あなたがた大人にも環境について考えてもらうのが
このコンクールの目的なんだけどな」
などと考えていた。
彼女達に限らず、コスタリカの人々は理想論を語るのが上手い。
が、別にメディアで格好良い事を述べなくても
例えば、大人がポイ捨てを止めるだけで子供達を
そしてこの国を変えられると思うのだが。
やはり、噛み噛みでもいいから自分でコメントすべきだったと反省。
次の機会があれば、そのときは。