いろいろ、薄目に観ていたことが後になってじわじわ来ること。

 

よくある。

 

 

小さく何かが引っかかってるけど

気が付かないように。

心を持っていかれないように。

 

どうなるかを知っているから。

 

 

それがオトナ、であること。

だと思って。

 

両立ができない、のは本当はオトナ、じゃないのに。

それにも、気が付かないふりをして。

 

 

そうやっているから、いつも、突然、それ、が来る。

何もかも、押し流そうとする、

それ、が。

 

「チェリまほ」にドはまりしている自分を認めて、

少しは進歩??

と安心?

した矢先に

 

またも、それ、が・・・・・。

 

 

 

何気なくつけたテレビ。

 

 

 

もう、ただただ、綾野さんの気持ちと行動とその言葉に

号泣。

 

こんなにもいろいろと奪われていく中で、

こんなにも必死で動いてくれるんだって。

 

本当にその行動のすべてに、

綾野さんの存在自体に

感動、なんて言葉では済まない時間。

 

 

見逃し配信ありますので、

ぜひ。

 

とくにラストの「お手紙」

 

本当にその想いの温かさに、

その心根の尊さに

深く感謝です。

 

ということを、これを視聴した時から思ってたけど

どのタイミングで・・・と思ってたら、

昨日が(ほんと、すぐ出遅れ…)(;^ω^)

綾野さんのお誕生日だということをお知らせしてくださる方がいて。

 

え?このタイミングで?

これは、やはり・・・・?

と思いつつも。

またも出遅れですが汗

 

 

 

 

綾野さんを意識し始めたのは映画「怒り」から。

この映画の中では、

心臓が悪い、社会の片隅でこっそり生活している。

をそのまま、体現していて

そのふり幅の大きさにとても驚きました。

 

と、同時にそれが何とも言えない哀しみを呼び起こし、

「儚げ」という言葉がなんて似合うんだろう‥と

これから来るのは、悲劇しかないんじゃないか。

と、ずっと心のどこかをむしられてた。

 

 

この映画は、本当に心を深くざっくりえぐる。

 

今でも思い出すと、痛い…。

 

どうして?と自分の中にあったもやもやを

どうにかしたくて当時いろいろ読み漁った中の一つ。

 

 

【インタビュー】妻夫木聡×綾野剛 同棲生活から別れまで――共鳴する2人が伝える“体温” | cinemacafe.net

 

 

綾野さんにいなくなられた妻夫木さんの哀しみ。

想像して余りあるけど、

それ以上に辛かったのは…って思ってしまいます。

 

役者さんだから、

こういうことも覚悟の上で進まれている、とは思うのですが、

それでも、ついつい、感情移入してしまいます。

 

 

 

 

このインタビューの中で

「今回の現場で感じたこと」

と聞かれた妻夫木さん。

 

いやあ、綾野剛という役者が素晴らしいってのは

みんなが知ってることではあるんですけれども、

こんなにもこう、一つの作品に向かう姿勢っていうのが

同じ目線で、同じ気持ちで入れた人っての

が初めてだったんで

その出会いってのは本当に感謝しかないですね、ほんとに。

剛がいたからこそ、僕は優馬として生きることができたし、

たぶん、同じように剛も僕のことを思ってくれてると

思うんですよね。

(ここで綾野さん、何度も頷く)

だからほんとに、なんだろうな、お芝居をするというよりも、

この2週間半の中でぼくたちは生きるだけでよかったので

そういう意味では、作品の持ってる力というのは当然あるんですけれども、スタッフ、キャスト、皆さんの気持ちが一つだったからこそ、ぼくたちは今、ここに居れるんだろうな、

(ここでも綾野さん、何度も頷く)

終わった時は、脱力感というか、無力感というか、そういうものが

多かったんですよね、直人を喪った自分の想いっていうのも

重なってるとは思うんですけど、なんか、作品が僕の中で終わってしまうていうことがすごく悲しかったのか、切なかったのか、

そういう想いが多かったです。

 

「自分の出演シーン以外で印象的な場面や人は?」

 

東京編で馬として生きて、剛と過ごしたその日々ってのは

もう、僕の中では真実みたいなものになってるから

剛の表情っていうのが僕の中では脳裏に焼き付いちゃってるので、その脳裏に焼き付いてる表情をそのままそっくり映画の中で観れたっていうのはすごく感動的でした。

だから周りの方が泣いてるとこじゃないとこでぼく、勝手に泣いてたりして、頭おかしくなっちゃったのかなって思われたかもしれないんですけど、だから、・・まあ、そうですね。

イチャイチャしてすみません。

 

だから、剛の顔です。はい。

(綾野さん、ずっと何度も頷く)

 

 

 

 

一つの作品は恒久的なものじゃなく、

そこに集まる人たちももちろん同じ。

だからこそ、一期一会、の出会いをどうしていくのか。

より、一緒にいる時間の尊さ、重みをどう大切にしていくのか。

 

 

を感じたインタビューでした。

 

 

まあ、それはきっと、どの役者さんも言葉は多少違っても

・・だと思うので、今更、何をいわんやですが。

演じる、って本当になんて心をけずることも多いんだろう。

 

 

そして

この真反対の役の、伊吹さん。

 

 

 

このほか、

たくさんのお祝いメッセージがありました。

皆さんに祝福されている綾野さん。

さすが、愛されてますねニコニコピンクハート

 

 

 

綾野剛さん、お誕生日、おめでとうございます

これからも七変化(死語??)の顔を魅せてくれることを

楽しみにしています。照れラブラブ