夫に不倫をサレたサレ妻
最古は13年前
セカンドは8年前
最後は6年前

サレたのに調停を起こされたサレ妻
4年前

不倫女に損害賠償裁判を起こしたサレ妻
4年前

不倫女を訴えてる最中に
不倫夫から離婚裁判を提訴されたサレ妻
3年前

不倫されて離婚した元サレ妻
1年半前





まだそんなもんか





当時は一生懸命だったけど
今思うと本当に心が傷付く経験をした





辛くて苦しくて辛くて悲しくて
切なくて虚しくて腹立たしくて

色んな感情が沸いては消えて
吐き出しては引いて
どうしようもないの





どこにもぶつけようのない
行き先のない感情に押しつぶされそうで
『謝れ!』って思ってた





謝ってもらったところで
納得なんか出来ないのに
理解なんてする気もないのに
ただ謝れ!って思うのよね





悪い事をしたんだから謝って当然でしょ!
って相手を加害者にして
自分を被害者にしないと
辛すぎるのよ





辛い時に被害者意識を持つ事で
自分を守ってる


被害者になる事しか
自分を守れないくらい
頭も回らないし感情が追いつかない


不倫をされた時って
そういうものなのよね





でもさ
謝れと言われて謝る不倫者なんていない
別れてと言われて別れる不倫者はいない
芯から改心する不倫者なんて
蚊の涙ほどもいないんだよ





不倫した人もさ
本当はしてはいけない事を
してる理解はあるから
嘘もたくさんつくし
矛盾してる事を当たり前のように言うし
頭おかしいんじゃないの?
って思う事、平気でするんだけど

それは罪悪感で潰されそうな自分を
感じるから

自分を被害者に仕立て上げて
自分を守ってるの





脳みそが自分の都合のいい解釈をして
同じ現実を見てても
捉え方や記憶を全く別のものにするのよ





だから話が噛み合わなくなる

は?何言ってんの?
と耳を疑う事も平気で言ってくる





自分が言った言葉と
相手が受け取った言葉(意味)の違いなんて
考える余裕なんてないもんね






でさ!
私も被害者意識でガチガチだったけど

夫婦である以上、当事者なだけで
どっちも被害者じゃないんだよ





自分が自分を被害者に仕立て上げて
本質から目を背けて
自分が傷付かないように
自己防衛してるだけなのよ





だから
別れた後に幸せを感じられる





被害者意識が蘇ってくる事は
たまにあるけど

そんな自分も許してあげて

今ここでは何も起きてなくて
今の私は小さな幸せに気付けるような
自分になっている事に気付くと

少しずつ被害者の呪縛が解けていく





おかしな話だけど
離婚争いに関わる当事者には
加害者の自覚がある人っていないのかもね

全員自分が被害者面してるのかもしれない





弁護士や裁判官の立場から見たら
離婚裁判をする夫婦って
滑稽なんだろうね