数日前、息子の誕生日でした





暦が同じなせいか
なぜか鮮明に当時が蘇りました





金曜日まで仕事して
土曜日に妊婦健診に行って
日曜日が台風で
月曜日の午後が台風一過で
入院の準備をしようと思ってた矢先に
破水して
そのまま入院


入院翌日の火曜日午後イチで
緊急帝王切開で生まれ


頚部に浮腫があるため
息子は総合医療センターへ搬送され
母子別々になって
私が退院する前日の夜に
当時の夫に連れて行ってもらい
1週間後に初めてのご対面


NICUに居るには大きくて
ふにゃふにゃで
人形かと思うほど動かなくて
不思議な感覚だった


人生で何度か手術したけど
帝王切開の術後の痛みは
断トツで痛かった😖





退院してからは毎日搾乳と通院


片道1時間


出産後は目が疲れるから
無理しないようにと先生に言われたけど


子どもを優先しない元夫
私を労う事もなかった


通院より仕事を優先する事が
男の美徳と思っていたのだろう(か?)


子育てはお前に任せてると
何もしようとしない男なんか
クソの役にも立たなかった


今思えば
自分のためにも息子のためにも
怒って良い事だったな





22日ほど入院して
退院の日
ふにゃふにゃの息子を
チャイルドシートに乗せるのが
怖かった


後ろに精密機械でも積んでるかの如く
ちょっとした段差も
ちょっとしたカーブも
ものすごく丁寧に運転した





それからの記憶は
あまり残ってない


小さいような大きいような
不思議な生き物との生活


私がいないと死んじゃうんだと
緊張してたなと
今となっては思う


いつも気を張ってて
ものすごく神経質になっていた





離婚裁判の時に
離婚原因の一つとして
『子どもが産まれてから変わった』
とあったのは
この頃の事かもしれない


改めて振り返ると
気が立ってたと思う


でも、命をかけた出産後
生まれてきた命と日々向き合う生活の妻に
出産前と同じでいてくれという夫


そんな夫
浅はかで幼稚で自覚なさ過ぎないか?
と思う


当時の私が今の私なら
関わり方を変えただろうけど
私も浅はかで幼稚だったと思う


器の小さい男に
子どもが生まれたんだから
器大きくして欲しいって
期待を直球でぶつけてたようなもんだもん


ヤドカリじゃあるまいし
そうそう器を大きくなんて出来ないよね


期待し過ぎててごめん🙏
だったな〜って
今思えた(遅っ🤣)





私は小洒落た誕生日は得意じゃなくて

家族が集まって家で食事して
ケーキのろうそく吹き消して誕生日を祝う
っていう誕生日会はできないけど

好きなもの食べに行って
プレゼント買いに行って
帰ってからケーキ食べる
ってパターンを
息子も許してくれてるから
良しなんだと思う





今年はそんなで
いろんな事を思い出したから


誕生日おめでとう🎁
とも伝えたけど
産んでくれてありがとう✨と言え!
と要求もした😄





産んだから親子なんじゃなくて
こういう時間が
親子としての関係を育んでるんだね





日々憎まれ口を叩き合いながら
この日は私から息子に
ありがとうって思うんだろうな