昨日、主人の伯父さんが久しぶり我が家へいらっしゃいました。


私とだんごは散歩に行こうとしていたところで、だんごはご自慢の遮光メガネをかけていたのですが、伯父さんは小さい子供がサングラスをかけている事に少なからず驚いたようで、「あれ?目が悪かったんだっけか?」と戸惑った顔をしていました。


大福「あ、そうなんですよ〜ニコニコあれ?伯父さんに言わなかったでしたっけ?目に少し障害があるんです。」

伯父さん「あぁ、そうだったっけかニコニコウンウン」

と納得してらっしゃいました。


まぁ、お年も齢85歳を越してらっしゃるし、自分の孫の事でもないので、また同じ事を聞かれることもあるだろうなぁ〜と思っています。





と、伯父さんと会話をしながら、少し前にホームセンターで小学生の息子さんを連れたAママさんに会った時の事を思い出しました。


Aママさんはメガネをかけているだんごを見て、

「メガネになっちゃったんだぁ。」

と言いました。(この時は普通のメガネをかけていました)


私は「うん、そうなんだよね〜」とだけ返しました。

Aママさんは『目が悪くなっちゃったんだ。メガネかけなきゃいけないなんて残念だね。』と思ってるんだろうと感じ、心がモヤモヤしました。




私の住んでいるところは、人口の少ない田舎だし、小さい子供が遮光メガネをかけているのはとても目立つので、後々のことを考えてなるべく「目に軽い障害があるので、羞明がある。だから、メガネやサングラスをかけてる。」ということを簡単に説明するようにしてました。


幸いにも、今までだんごのメガネや遮光メガネに興味を持った方は
「お!サングラス!カッコいいね〜爆笑」とか「メガネ可愛いねニコニコ
とポジティブな事を言ってくれました。
なので、私も説明をしやすかったのですが、、、


あからさまに上から目線で「メガネになっちゃったんだぁ。」と言われたことがショックで、いつものようには説明でしませんでした。

そして、よりによってだんごはスーパーやホームセンターなど建物の中に入るとじっとしていられませんチーン
私に腕を掴まれながらも、あっちの棚こっちの商品と気になるところへ行こうとしてジタバタします。


Aママさん「じっとしてられないんだね〜。ウチはそうやっていう事を聞かない時は、思いっきりバチっと叩いてるよ!すぐいうこと聞くよ!」


……わおぅ、、叩くんだ汗


いや、まぁ、だんごは言葉が通じないので、ママは怒ってるんだよ!ダメなものはダメなんだよ!と教えるためにお手手やお尻をパチンと叩いていた時期はあるけど…、叩いていう事をきかそうとは思わないな……しかも、お尻を叩くと言っても、オムツの上からだから、バフッ!バフッ!ってなって効き目はなかったチーン



なんて考えながら、苦笑いしてバイバイしました。


その時です。


小学生の息子さんが「あのオモチャ欲しい。」と小さい声で言ったのが聞こえた途端に




『パチーーーーンッ!!!』



店内にクリクリ頭を叩く音が響きましたポーン





こ わ い







話が脱線しましたが、きっとこのAママさんは思った事を包み隠さず口に出すタイプなんだと思います。


きっと、「メガネ可愛いね〜」と言ってくれてる人の中にも、小さいのにメガネかけなきゃいけないなんてかわいそうに。と思ってる方もたくさんいるんだと思います。


たしかにね、目に問題なく裸眼で過ごせるに越した事ないですからね。


でも、「メガネ可愛いね〜」と言ってくれる人は、親の気持ち、その子の気持ちを汲み取ってポジティブな事を言ってくれる優しさを持った人だと思います。



だんごが眼白皮症だから出会った医師や先生が何人もいます。
発達グレーだから出会った先生やお母さん達がたくさんいます。

会う度にたくさんお話しが出来て、温かい気持ちになったり、情報がもらえたり、優しさをもらえたり。

悪い事ばかりではないなと思っています。


きっと、だんごもそのうち大きくなって、自分の目のことで出会えた人がたくさんいることに気づくでしょう。








メガネは残念か?



きっと答えは人それぞれでしょうが、私には残念とは思えない。
だんごにもメガネは自分の良い個性だと自信を持って生きていってほしいな、と思っています。