昨日、広島市三次市出身のシンガーソングライター・佐々木 リョウくんの「birthday 自主企画 」liveに行きました。
被爆された祖父母から戦争体験を聴きながら育ち、「何があっても殺し合うことはいけん、罪があったとしても!」と強い思いをメロディに乗せて、ヒロシマという地元から熱いメッセージを届けています。
「左や右とか、政治や宗教とか関係なく、人が人を愛せるような世界にしたい」と言います。
「家族」という歌で、親御さんから彼が惜しみない愛情を注がれ、受け容れられ、信じ切ってもらっていることがよくわかります。
今日、29歳を迎えたリョウくんは、誕生日を「とおちゃんかあちゃんがくれた最高のプレゼント」と言います。
自分が、この世にうまれてきたこと、いま、ここに存在すること、そしてうれしいこともつらいことも含めてしあわせだと感じる時、それはすべて「最高のプレゼント」をもらったからこそ、と感謝できているだろうか?
自分が家族を持ち、親の立場になって、自分の親兄弟と「家族でよかった」と思えるようになってきたけど、妻や子ども達が、同じように思うかどうかは別として、この歌で歌われているように家族に愛情を注ぎたい。
リョウくんの自己肯定感の高さをもっと知りたい!それが注がれた愛情の量に比例するならば、惜しみなく注ぎ続けるほかない、と思うのです。