障がい児のママ&パパ専門カウンセラー
山本峰司(たかし)です。
長男と次男が口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)という病状です。
次男はダウン症,、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)もあります。
そして、妻も口唇口蓋裂です。
我が子が障がいや病気を持っていると、気持ちが落ち着かないことが多いですよね。
なにか、不安で、なぜか、窮屈で、自分が嫌になったり、どこか心に穴が開いた感じ
とマイナスな感情ばかりかと言えば、わが子はかわいいし、将来に対する見通しも少しずつ見えてきて安心したり、同じ立場の保護者に出会って元気をもらうこともあります
そのプラスとマイナスな感情が行き来する感覚がないでしょうか?
ボクは、あって当然だと思うのです。
そのマイナスな感情を生む背景の一つに、障がい児や病児をあたり前に育てられる環境にないということがあげられます。
障がいや病気を持っているといるだけで、「特別な」存在として注目を浴びます。
それを、両親や親戚、地域、職場、友人に知られたくない、という気持ちになるのは、障がいや病気に対する理解が広がっていないからでしょう。
外へ出る時にも気を遣い、見た目や行動を敢えて「説明しなくてはならない」もどかしさ、相手からする気づかいのつもりが、自分にとっては傷つく言葉・・・
そんなことがあると、一喜一憂の繰り返しとなります。
ボクは、思います。
1.自分の感情を大切にしよう
自分の感じたことを否定されるほど、腹の立つことはありません。それが客観的に「まちがっていた」としても、です。
自分のさまざまな体験、得られた知識、出会った人たち、時間の経過とともに、感情も変化します。
だから、自分の感情を「正しい回答」に塗り替えようとせずに、感じるままでいいのです。
「我が子の障がいを認めたくない」ならば、「認めなければならない」と無理やり思い込むのは、やめたほうがいいです。
2.自分の感情を客観的に捉えよう
プラスもマイナスもその感情を感じている時は、「渦中」の人であるため、自分ではどう感じているかなんて気づきません。
うれしいことも、悲しいことも、腹の立つことも、やるせない気持ちでいることも、その気持ちでいることをまずは認めてほしいのです。
自分で自分の感情のクセを知ることは、例え、マイナスな感情でつらい時でも、その度合いが軽くなります。
「あー、いま、我が子をじろじろ見られてすごく嫌な気分だった」と感じていることを、もう一人の自分がみるのです。
3.その揺れ動く心を楽しもう
プラスもマイナスもその揺れ動く心を、自分とは別の人格の人間が、「いま、我が子が『かわいい』と言われて有頂天になっています。しかし、親に『あんたの育て方が悪いからこうなった』と言われて、怒りと悔しさを通り過ぎ、マグマが爆発寸前です!!」
と、まるで実況中継するように、その感情の起伏を楽しめられると、随分楽になります。
ボクは、障がい児の父親として、障がいに関係なく、やさしく寛容な社会であってほしい、と思います。
しかし、許せないことや腹の立つこともたくさんありますし、「やさしい」と思う場所や人にあって、真逆なことがあったりもします。
ただ、そのマイナスの感情に自分自身が支配されてしまうと、すべてはうまくいかなくなると感じています。
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