障がい児のママ&パパ専門カウンセラー
山本峰司(たかし)です。
長男と次男が口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)という病状です。
次男はダウン症,、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)もあります。
そして、妻も口唇口蓋裂です。
夫は外で稼ぎ、妻は家庭を守る、という時代はもう終わりました。
とはいえ、
妻の立場で言えば、夫にはたくさん稼いできてほしいものです。
夫の立場で言えば、妻には家事・育児をより質の高いものにしてほしいものです。
そんな気持ちもありつつ、いまは
妻の立場で言えば、夫には早く帰って、家事育児を共同で行ってほしいものです。
夫の立場で言えば、妻にも働き、経済的にも共同で支えてほしいものです。
そういう時代になってきました。
給料はあがらない→ローンや生活費を共稼ぎする→親の援助は得られない(得たくない)→家事・育児は分業にしたい→ダブルインカム(共稼ぎ)とダブル家事育児(共育)が前提となる・・・
そのためには、夫も妻も意識を変える必要がありますし、働きやすい職場にする必要があります。
ところで、障がいや病児を持っているお子さんの子育ては、そうでない子育てより数倍の労力と時間が必要です。
障がいといってもさまざま。ただ言えるのは、自立した生活に向けての支援が必要であるということ。
それは、大人になり自分が90歳になり子どもが60歳になっても同じケアが必要な人もいれば、成人になれば働き、家を出てグループホームなどで生活しながら自立していく人などさまざまです。
お子さんが生まれるまで、ゴミの分別など一つもしたことがない(できなかった)男性が、父親になったからすぐにオムツを変え、ゴミ分別して出せられるようになるかといえばそれは稀なことでしょう。
お子さんが落ち着くまで、専業主婦で働くことはできなかった女性が、経済的に厳しいからといって、すぐに就職でき、それまでのキャリアとは別の仕事でバリバリ活躍できることも稀なことでしょう。
相手には、自分の思うイメージ通りの役割を全うしてほしい。そう求めてしまうと空回りしてきます。
障がいや病気をもつお子さんの治療や療育、成長を温かく見守り、ともに歩もうとするためには、より質の高いパートナーシップが必要です。
障がいや病気に対するケア・方針に対する認識のズレを、少しずつ埋めていく作業も必要です。
そのためには、相手の置かれている状況やこれまでどんな経験をしてきたのか、何を大切な価値観においているのか、どうありたいのかを知ろうとすること、そして相手のことを想う気持ちを持つことから始めると、うまくいくのかもしれません。
自分のことを理解してもらえたから相手を理解できるのではなく、相手を理解しようと努め続けた結果、自分のことを理解されまくることはあるのです。
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